「青空のゆくえ」

18日11:45〜の舞台挨拶の回見てきました。
テーマは初恋っつーより青春群像そのものって気がした。まもなく転校する主人公と彼の周囲のクラスメイトや部活の同級生との日々が描かれてる訳ですが、それぞれ悩んだり葛藤したりという部分もあるものの作品の基調を流れてるのが明るさと切なさを含んだ懐かしい雰囲気って感じなので重たくなりすぎもせず作品世界に感情移入できる。皆爽やかだなー、さすが三ツ矢サイダー(を発売してるアサヒ飲料)協賛なだけあるわ(なんだそりゃ)。
映画見終えた後に舞台挨拶行われたんですが、出演者が劇中の制服で登場したもんだからまるで登場人物がそのまま画面から出てきたみたいで不思議な感じでした。しかも語られた内容が“初恋について”とかだったから余計に。しゃべり方とか互いの話の内容に対する反応とか見てると映画のキャラクターのその後のやり取りを見てるような気がしました。
「(自分の)青春がつまらなかったから青春映画を撮る」という監督の話には納得させられた。確かにこの作品の空間は理想の青春の一形態と言えると思う。幾つかのエピソードやそれぞれのキャラクターの背景が細心のバランスで描かれていて、観ている間心地よい時間を過ごすことが出来た。いい映画だったと思います。
あ、そうだ。森田リーダー(キャプテン?)役柄はまってました。カッコいい系似合うっすね。舞台挨拶での各メンバー間のやり取りとかもかなり楽しげだったし、メイキングDVDとか買ってみようかな。