恋のエプロン(28深夜放送)

今回ゴールデン進出をかけて闘うエプロンガールズは総勢12名。ゲストの勝俣さんに「なんか新しい店(何の?!)がオープンするみたいですね」と言わしめるグラビア系ビューティな方々がずらりと並ぶ中、ふくさきさんはしっかり最少年齢とハツラツさ活かして磯野貴理子さんとオープニングトークしてました。
磯野「(福田さんが平成2年生まれの15歳というのを聞いて)15歳…大丈夫?」
福田「大丈夫です!」
磯野「何が!?」
福田「へっ!?」
さて、まずは冒頭から順調にイジられた福田さんの今回の出演シーンなどを。彼女が出たのは1回戦、北海道は函館産の真イカを使用したテーマ「シーフードマカロニグラタン」を中学3年生なりに一生懸命作りました。なにやら片側に白い塊が点在しているのは、なんとホワイトチョコレート
福田「(指差して)ここら辺でご飯、ここら辺でデザートっていう、2つが!楽しめるんです!!」
一斉にビミョウな顔になりつつまずノーマルな部分を食した城島リーダーの評価は「よぉ頑張った、おいしいよ!」この言葉聴いた時の福田さんの表情がもう嬉っしそうで。真ん丸に見開いた瞳の輝きようときたら、これぞふくさきパワー全開(?)て感じだった。料理の片岡先生からも「甘さとグラタンてのは意外と合うんです」とのお言葉を受けて、続く勝俣さんと磯野さんはちょうどご両親と同年齢(41歳)てことで親子ネタで統一。
勝俣「(ホワイトチョコ部分に挑戦して)んんー!」
福田「お父さんどう?(笑)」
勝俣「バレンタインデーにこれを食べたいなぁ!」
福田「すごーい、それはすごい!(飛び跳ね拍手しつつ)ホントに?」
勝俣「もう我が子がこんなの作ったら涙ですよ」「(磯野さんに)ねぇお母さん!!」
福田「お母さん!」
勝俣「沙紀が作ったから」
磯野「じゃあ、お母さんも食べようかな、沙紀」
福田「ハイ」
磯野「食べるわよ」
福田「食べて、お母さん」
磯野「(口にしてやや意外そうに)ほんとだ、あれ、美味しいよ?」
福田「お母さんほんとー?」
磯野「もうねぇ、お母さんがお腹痛めただけのことはある!」
福田「(笑)よかったー!」
磯野「沙紀はねぇ、お母さんの料理の腕と、可愛い顔が良く似て!よかったよかった」
福田「(笑)」
喋り方とかかなり母っぽさを漂わせつつしっかり磯野さんが締めてオチがついた福田さんの料理披露、結果は上エプでした。おめでとう!
さて、福田さん以外に印象強かった方が今回は2人いまして、お1人は沢田かおりさん。愛エプでは既にお馴染みの沢田亜矢子さんの娘さんです。今回ただ1人無所属の女子大生てふれこみでしたがかなりの活躍見せてくれました。まずは去年の愛エプ親子参観で不甲斐ない母の姿に「どんどん不憫に思えてきて…」と涙するかおりさんのシーンが放送されたところに母亜矢子さんからのビデオメッセージが。
沢田亜矢子「かおり〜!頑張れ〜!あんたはエライ!お母さんね、愛エプでは本当に悲しい思いしてるのよ。しょっちゅうしょっちゅう。あんたを泣かしたこともあったわね。でもね、それでくじけちゃいけないのよ。人生は反面教師ってことがあるからね。お母さんの失敗を、あなたは、礎にして!そして羽ばたいてちょうだいね!適当な所で妥協するんじゃないわよ!この後はあんたにまかしたわよ!(拍手しつつ)頑張れ〜!勝俣さん、リーダー、あの、娘がほんとに腕によりをかけて、作りました。この娘も、私は手塩にかけて育てました。どうぞ、味わってみて下さい。でも味わうのは、料理だけにしてね(笑)」何言ってるんだお母さん!つかあの、沢田亜矢子さんで一応キャリアある女優さんですよね。なんで磯野貴理子さん並の小芝居かまされてらっしゃるんでしょうか。
しかしその素質(?)はしっかり娘さんにも受け継がれてました。「どうなのお母さんは!」「お母さんが味わって下さいって、ああそうですね、って思って聴いてたんだけど、最後下ネタでしたね」と呆れるMC陣に「もう年なんでスイマセン」と苦笑しつつ頭下げたかおりさん、注目の料理の出来は、出場メンバーの中で唯一ホワイトソースから作りあげた見た目良し味良しの一品で「…家帰って、こういうの待ってたら、幸せかなって」(リーダー)、「うん、幸せな気持ちになるね!」「家庭にこれがあったら帰るね!」「キレイな愛が詰まってるって感じ。よごれてない!」(勝俣)と高評価だったのはいいんですが、
・MC陣実食の前にさらっと「前がアレ(かおりさんの前に披露された竹下久美さんのトンデモグラタンのこと。これまで数々の圧倒的作品を口にしてきた筈の勝俣さんに一番ヒドイと言わしめた一品)だったのでやりやすいですね」
・「上手に出来たらリーダーの花嫁候補」つー番組の裏テーマ受けて勝俣さんがリーダーに言った「沢田亜矢子さんをお母さんと呼ぶ日も近いんじゃない?」との言葉に自らまったく躊躇せず強く頷いて「ぜひ!」
・「これ、ヤバいよ、一応シロウトさんよ?カテゴリーは」との言葉を受け、先生にも「玉ねぎがいいね」「もっと頑張ればもっとすごいのが出来ます」と太鼓判押されて勝ち組の表情で「あ、皆さんお先に!!」
等々の大胆な発言をしてくれました。場の雰囲気からついリップサービスしちゃうのはお母さん譲りなんでしょうか。素人離れした反応の良さといい、品の良いきれいさと個性兼ね備えたルックスといい、ご本人がその気になったら本格デビューの日は相当近いと思われます。つかホントに無所属なの?
そしてもう1人、インパクトあったのは福下恵美さん。個人的には以前美クラ阪田瑞穂さんと中島唯さんがちょいゲストとして出てたゴリバレエ団企画でナマイキな新メンバー役演じてたって知識しか無くてそん時は役柄やり切る姿勢に潔さ感じたもんですが今回の恋エプではまた違った側面見せてくれてました。調理してる最中にプロフィールの特技からの振りに対し、かなり高度ないっこく堂さんモノマネ(「声が、遅れて、聞こえるよ」)やってのけつつ仕上げたカレー(彼女が出た2回戦は岩手県前沢牛使用したカレーライスがテーマでした)はスパイスの使い方も的確でご飯をハート型にする細やかさもある一品。見た目どおりに味の方も「40分という制限時間の中、頑張ったね」(リーダー)、「うん、美味しいです!」「やっぱね、ほんと、恋であれ愛であれね、食べる人のことを一生懸命思って作ったものってね、美味しい!」(勝俣)、「スゴイ美味しい!」(磯野)との高評価の連発に「うわぁ〜、ありがとうございます」「今日来て良かったわー」「うれしい、ほんとうれしい…」「ありがとうございます…(泣)」とマジで涙ぐむ姿に、そしてそれでも貴理子さんの「泣きながらいっこく堂やって!」というリクエストに涙声のモノマネやり遂げる姿にはかなりやられるもんありました。
で、上述のお2人は上エプより更に上にランクインしたものの、特エプにはわずかに及ばずってことで残念ながらゴールデン進出者は今回もナシでそのこと聞いた時の福下さんはマジで「えー!?」言ってました。でもまあ十分に出番としてはアピール出来たんじゃないかと思います。沢田かおりさんもお母さんがらみで十中八九愛エプ再登場は間違いないし、ふくさきさんだって考えてみれば既にゴールデン出演幾度も経験してたりするし。
えーっと他には、小阪由佳さんは以前違う番組での第一印象と同じく元ZONEのMAIKO改め舞衣子に似てるなってことと、武内アナを絶句させた竹下久美さんの作品の恐ろしさあたりが注目どころでした。あと今回取り入れられてた掟その1「マズイ料理は恋の懺悔シートで完食すべし」その2「最下位の場合はタレントプロフィールに“料理番組に向かない”旨の注意事項を追加」てのはいいアイデアだと思います。特にその1とか愛エプでも取り入れればいいんじゃないっすかね。堀越のりさんとかシートの常連化しそうだ。
てなことで適度に深夜モードと愛エプのおもしろ部分とがミックスされてる感じで今回も面白かったです。