『神の左手 悪魔の右手』特別試写会inニッポン放送イマジン・スタジオ

行ってきました。以下パラパラとトークショー・映画感想。
・開場時間数分前にニッポン放送前着。既に行列が出来てた。ラジオ局で募集の試写会というだけあって老若男女揃い踏み、いや違った“若”はないんだR15作品だから。
・開場時間になり列進む。建物入ってすぐの受付でハガキ渡して代わりにチラシととある小道具を受け取る。
・いくつか階段を下ってイマジン・スタジオに。ここが数々のラジオ番組イベントが行われてるあの場所かー、と周囲見回してみたり。場内は椅子が並べられ前にはスクリーンと映画のパネルが。そしてBGMはこれからホラーを見るにふさわしいおどろおどろしさ。
・16時になって本日の司会進行吉田尚記アナウンサーが登場。数年前ライブイベントで拝見した時も思ったけど、ラジオで受ける印象よりサワヤカ青年て感じの人だ。
・入場時に配られてた小道具の使用法について説明する吉田アナ。そう、小道具とは楳図先生おなじみの「グワシ」ハンド。何でもニッポン放送スタッフ手作りらしい。トークショーの間にここぞというタイミングで出すように、とのこと。
・諸注意やBGMの影響で神妙な空気の会場をあたためるべくトークがなされた後にいよいよ主演の渋谷飛鳥さんと原作者の楳図かずおさんが登場。
・映画ではほとんど血まみれだけど今日は血まみれじゃない状態で来ました、という渋谷さん(※セリフはウロ覚えです)。
・タイトルのエピソードについて(インドでは左手で子供を撫でたら怒られるから〜という流れで色々考えたものの最終的にはゴロで決定)、作品について、恐怖について、自らの出演シーンについて(これまたえらく熱かった。脚本家の方と監督さんと楳図センセイで色々やり取りがあったらしい)自由に語るセンセイ。そしてすっかり通訳化する主演女優。
・吉田アナにも「渋谷さん通訳してください」頼まれるくらいだった渋谷飛鳥さんは落ち着いて物腰と佇まい、ハキハキ聞き取りやすい口調や声からして将来は演技だけでなく番組アシスタントやMCとしても磐石であろうなと思わせられました。多分菊川怜さん系統を受け継ぐと思うけど、菊川さんからいくらかの天然成分としっかり度を交換注入した感じになるんじゃないだろうか(いや菊川さんの場合はそういう部分がまた持ち味の一つとなってるんだろうけど)。
・そんな精神年齢高そうな渋谷さんですが、この日が18歳誕生日てことでお祝いのケーキが出てきた時には歓声上げてました。まあ映画が映画だけあってそのケーキも血まみれテイスト小道具ブッ刺さり状態だったんですけど、それでも嬉しい!と笑顔な渋谷さん。
・早速ケーキを食べてみたい、という楳図センセイを抑えつつマスコミの取材に。ステージにマスコミ各社の方々がのぼって観客席バックに渋谷さん楳図先生を撮影。その際にいよいよ「グワシ」ハンドが使用されることになり、吉田アナの音頭による「誕生日おめでとうグワシます」(だったっけ?)なセリフと共に撮影タイムへ。
・しばらく続いた撮影タイムも吉田アナのカウントダウンと共に終了し、再びトークタイムへ。渋谷さんのすっぴんを凛々しいと激賞する先生、今度はぜひすっぴんで出て欲しいという先生に「ありがとうございます」言いつつもスッピンはムリですと激しく首ふる渋谷さん。
・ラスト、楳図先生が両手に用意した小道具でポーズを取り、渋谷さんも手にしたオモチャの斧振りつつ映画の見所語ってから挨拶してトークショー終了。この後廊下で取材を行うというマスコミ各社が退席した後の空席に移動促す等会場を整えてから吉田アナもステージ袖へ。そして映画本編スタート(以下一応ネタバレ注意)。
・初っ端からー、初っ端からー!
・紗綾さんにかでなれおんさんに今井春奈さん、あ、あんまりだ・・・。
田口トモロヲさんがもうヤバイのなんのって。表情がとにかくコワスギー。
前田愛ちゃんまで…!
・警察使えねぇー。つか何で1人で。アホか(まあお約束なんだろうけども)。
・ちょ、あのシーンてしばらく演じた人ケーキ喰えなかったんじゃないか。
・R15指定なのもわかるかも、なオソロシエピソード連続、あんなシーン撮影して、弟役の小林翼くんはトラウマらなかったんだろうか。
・GUTHUとかSHAKISHAKIとかNICHAといった効果音が流れてる間はほとんど画面見れませんでした正直言って。あーダメだーこういうホラーダメだー。
・んでも渋谷さんも自分が出ている以外のホラーとかは基本的にダメだつってたな。それなのにこの作品とか怪奇大家族とか出演してるのが面白いもんですね。
・話の筋的に着目箇所じゃないんだろうけど入浴シーンはやっぱり、ねぇ。いやいやいや。弟くんオイシイじゃねぇか(だからそういう目線やめろっての)。
・ラスト近辺のバトルシーンは楳図先生の言っていた凛々しさというのがつかめた気がしました。渋谷さんがSFものとか出る機会あったら超能力少女よりもエモノ持って直接戦う系統のキャラを演じてみて欲しい。
清水萌々子ちゃん、今後が楽しみな子だわ。
・イベント終了後、同行してもらった友人の感想。「しばらくケーキ食べれないな・・・」「音がキモチわるかった」「楳図先生て若いよね」
・ちなみに渋谷さんについては「18歳とは思わなかった。しゃべり方からもっと大人だと思った」とのこと。
・結論としてトークショーは文句なしに面白く渋谷さんのますますの活躍を期待したいて感じ、映画は楳図作品ファンの方及び血みどろホラー好き・美少女好き・ヤバキャラ好き(何だそりゃ)な方々にはオススメ、と言えますってことで。もう一度画面から目線反らすことなくこの作品見ろ、と言われたらしどろもどろになりそうですが、楳図先生のキャラクターを間近で味わえたこと、ラジオ局スタジオ体験出来たことや吉田アナのトーク聞けたこと等含めて実り多きイベントでありました。