地球感動配達人走れ!ポストマン(1/18)

張りきり根性ガール松井絵里奈さんがポストマン務める今回、番組冒頭ではまず最初に訪れたニューヨークの歩き方スベリーナ編という感じで色々名所やら豆知識やら紹介されてました。
・アメリカ一番の都会にて興味津々な様子で周りを見上げる松井さん。「タイムズスクエアですよ」「すごいんですよ電光掲示板が!」「ニューヨークって、栄えてますね!」
・↑の最後のセリフに笑ってしまう内田恭子さんと「栄えてるよ!」とツッコむ三宅裕司さん
・道歩いてていきなりニューヨーカーに「オッパッピー!」とか声かけられ、驚きながらも一緒にやってみる松井さん。

松井:え?オッパッピー人気?ニューヨークで、今?

・今をときめくオバマ大統領のTシャツ見つけて「Yes we can」とかマネしてみる松井さん。
・ちょうど行ったのはクリスマスシーズンてことで、ショーウィンドウのマネキンに着せられた露出度高い(ミニスカ&胸元大胆開け)なサンタ衣装見て

松井:うわ゛〜!!見て下さいこれ、サンタクロースですよねー!セクシー、三宅さんとか好きそう〜
三宅:(苦笑)

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーにも歓声挙げる松井さん。なんか高さ約22mに重量約8トン、ライト数は3万個でてっぺんにはスワロフスキー社製の星の飾り(直径3m、600万円相当)が付いてるってことで、やーっぱアメリカは規模が違いますなー。
・そして食事は、物価の高いながらも1,000円で食べれるディナーてことで、評判の高いイタリアンレストランでお店の人おすすめの『トマトソースのニョッキ』を。モッツァレラチーズ入りで美味しそーだ。
・食事に際して一緒に出てきたパンについて「付き出しみたいにパンが必ず出るんで」との説明にスタジオの笑いを取り、ナレーションには「ポストマン、パンは付き出しではありません」とツッコまれる松井さん。
・他にも身近にいるトウブハイイロリスの紹介とか自由の女神には名前があるとかいった具合にプチ情報あった後、いざ今回の聞き込み調査に。
・という流れで、ここで今回の依頼の詳細を説明。依頼人は多摩動物公園(ってかなり近所だよー小学校の頃とか遠足行ったよ)飼育員の黒鳥さん。霊長類飼育の第一人者という黒鳥さんは、20年前チンパンジーを人工保育した際、育て方について悩んでいた時に飼い方や接し方を教えてもらった、『リングリングサーカス』の『ゾッピーファミリー』のチンパンジー担当だったパメラさんという女性に感謝の気持ちとして、担当しているオランウータンのモリー画伯(推定57歳、世界最高齢)が描いた絵を贈りたい、ということで、いざ松井さんはアメリカへ!
・てことでアメリカに来た経緯が放送された後、手がかりの『リングリングサーカス』が現在敷地を借りて公演してるというバージニア州立大学行ってサーカスのスタッフに質問、しかし『わからない』という回答に一同困る…。という所で一旦VTRからスタジオへ。

三宅:いやー今回は大変なんだか楽しいんだかわからないようなねぇ
内田:そうですねぇ〜

うん、確かにそうかも。
・初っ端から担当ポストマンもスタジオ入りしてる形式ってのもいいっすね。
・この日のゲストで、旅行恐怖症でチケット落したりするらしい高畑淳子さんと三宅さん、松井さんの会話。

高畑:だからもう旅行に出ると、生きて帰るのが大使命なんですよね、一番の
三宅:ポストマン以上にスリリングじゃないですか
高畑:(松井さんに)だから大変だっただろうなって
松井:あの、マネージャーさんとかが一切、ついてこないのでー
高畑:へ〜!?(すっかり素の反応ぽく)あら大変だったねぇ〜
三宅:すいません近所のオバサンと話してるワケじゃないんで

・そしてここで「ポストマンが見た“鍵(キャギ)”が!」と嬉しそうに発音する内田さん

三宅:「キャギ」使おうとしてる?
内田:「カギ」のね、気合の入った言い方
三宅:アッハッハッハ!

や、でも何かナレーションの方いちいち「第一の“キャギ”」とか言いにくそうというか…まあ内田さん笑顔だしいいんですけども。
・さて、VTRに戻りまして一番の情報が絶たれたため、別のサーカス団をリサーチし、ニューヨークのビッグアップルサーカス団の撮影許可がおりたということで見に行くことに。そこで様々なショーに歓声挙げたあと(かなりノリノリだったりした)団員さんを訪ねて聞き込みを行ったところ、探しているゾッピーファミリーのパメラさんについてフロリダのサラソタにいるという情報入手成功した松井さん。ただし気になるのは、そのご本人であるパメラさんは「家に帰った」ということ。事前に依頼人の黒鳥さんから、「動物の福祉の面から動物サーカスは減っている」と聞いていたため、パメラさんはサーカスを続けているのかどうか…。気にしつつも教わったとおりニューヨークからシャーロットを経て900キロ先のフロリダ半島へ移動する松井さん。
・そしてフロリダ・サラソタの地でも11メートルもあるKissの像(口あけて見上げてる感じの松井さんの様子が面白かった)とか世界一白い砂浜・シエスタビーチ(99%が水晶と同じ成分らしい。上流の山脈から砕かれて堆積したとのこと)とか朝市の美味しいソース&名物料理など紹介される中、番組恒例の『内田POINT』のコーナーに。松井さんがおじゃましたアメリカのご家庭でご馳走になったハムステーキについて、

内田:アメリカ育ちの私が、実演してみたいと思います!

てことでスタジオで調理スタート。厚切りハムと大きめ輪切りのトマトを焼き、トマトを両面焼いたら塩・こしょう、バルサミコ酢少々かけて出来上がり。トマトはソース代わりとするそうです。
・評判よかった料理に気を良くした風の内田さん。

内田:内田恭子の世界の簡単ランチ、これからも世界中のキッチンを覗いて、世界の一般家庭の味を、追求していきたいと思います!えー、あわよくば本も出したいと思います!
三宅:おいそこまで言うなお前!そこは抑えとけよ、まだ!

・そして再びVTR戻ろうとする前の司会者とマイペースなゲストのやりとり。

三宅:あの、高畑さん、もう食べてる場合じゃないんですよ
高畑:美味しいのほんとにこれ!焼いたトマトがこんなに美味しいなんて!

・サラソタで街の人に情報尋ねる松井さんは、教わったリングリング博物館で更に情報得てリングリングサーカス事務所を訪れる。ここでアポなしで建物に入るにあたって、「どうしよう、カメラ…」と少し考える松井さん。「まず、私がが行ってきますかね」とさっと扉開いて「ハロー、ジャパニーズTVプログラム」と呼びかけ5分後、扉から振り向いて「OK(松井)」「OK、OK?だいじょぶ?(カメラマン)」「たぶん…(松井)」といった具合にパッと行動してて大したもんだなーと。
・ここの事務所では88年当時届け相手のパメラさんと共に舞台監督として来日していたペギー・ウィリアムスさんに会うことが出来、彼女の住所を教えてもらうことに成功。
・「ほんと人との出会いってすごいなと思いました」と松井さんが広いフロリダの道路際歩いてると、突然離れたところから大声で呼びかけが。「おー何言ってるかわかんない、こえ〜」と怯えながらも「ハロー!」と歩み寄る松井さん。そこにいたナゾの大柄な男性はアメリカンバーベキューの自動車移動販売の店をやっていて、住所について聞いたら教えてくれた後、カモン!と示され、何故か肉をタダで振舞ってくれる。「これ、賞味期限切れてない?」と少し危ぶむも食べてみて「グー!」「デリシャス!」と返す松井さん。礼いって再び歩き出しながら「すごいこわかったんですけど!」「見ないようにしようと思って通り過ぎたんですけど、むしろちょっと元気もらいました」
・「人と人と触れ合って、学ぶ事って、すごい、あるなって」「全然言葉は通じないですけど、ほんと心で会話ができるようになったかなって思います」そして「走ろ!」と駆け出す松井さん。その先には、動物が描かれた看板が。そしてその住所は教えてもらったものと同じ―いよいよクライマックス!てところでスタジオへ。

三宅:バーベキュー食ってないで行けよ!
松井:(突っ伏した後起き上がって)でもあの人ほんとに、ずっと「フリー(タダ)!」って言ってて

・そしてVTR再開。門を入ると広い敷地の傍らには動物達が、そしてスタッフの人→お姉さんと来て、ついにご本人のパメラさんと会うことが出来た松井さん。依頼人の名前もちゃんと覚えていて「最高の友達よ」という言葉に感激しながらメッセージを伝える松井さん。

松井:一番、彼がパメラさん達に教わったことは、動物の愛し方だって、おっしゃってました
パメラ:私は動物の愛し方を気付かせてあげただけ。私の教えを守っているかどうか、日本に行って
確認しなきゃね

・残念ながら当時来日した際に一緒で息子のように可愛がっていたニュートンというチンパンジーは脳梗塞で死んでしまっていて、でも今育てているノアというチンパンジーを連れてくるパメラさん。とても懐いていて、初対面の松井さんにも抱きついてました。
・プレゼントを渡され、一生の宝物にする、と笑顔のパメラさん。家族と共に依頼人黒澤さんのVTRを見て「彼はもう全てをわかっているわ」「でも、お互い老けたわね」と笑う。
・飼育舎の掃除手伝う松井さん、床磨いてる最中にオリごしとは言えトラが近寄ってきても動じてる様子なくてさり気にすげーと思ったり。
・最後に松井さんからパメラさんに質問。

松井:動物のどこが好きですか?
パメラ:誠実なところ。命あるものの中で最も誠実なのは動物よ
松井:動物から学ぶことは多いですか?
パメラ:すべて。すべてよ

・こうして20年の想いを伝えて松井さんの任務は終了。依頼人と届け先の女性との絆を感じることが出来、松井さんの持ち前の明るさ・元気さが活かされた内容だったと思います。見てる側も元気になれたような気がする、そんな放送でした。
・つか他のポストマンメンバーもだけどまったくもってバイタリティあるよなぁ。そんでもって松井さんはその豊かな表情もつくづくこういう番組にも向いてるよなぁ、てことでやー見応えありましたです。今回の放送は紹介要素多目で、第1回目放送時のガツドルの本領発揮SP!みたいのもすごいですがこういうのもいいもんすね。どちらの持ち味もありという感じで今後の松井さんの出番も楽しみにしてたいと思います。