東京アリスin全労済ホール/スペース・ゼロ(5/17)

15時半の回観てきました。以下感想。
・石川さんが何ていうか江戸っ子的っつーんでしょうか、ちょっとしたごとにべらんめぇ口調繰り出してきたため、役者さん達に笑いの種が植え付けられてた感じで。特に商談シーンにて駆け込んできた際には「どうもすいやせんでした!」というどこの子分ですかという言葉遣いで勢いよく頭下げたため、奥園さん役の相葉健次さんと日置役の時津真人さんが揃って後ろ向いて笑いおさまるまで肩ふるわせたり渋谷ちゃん役の井上賢嗣さんが次の台詞噛んでしまったりと被害甚大?な光景が見られたりしました。
・しかもその後に日置に誘われた時の返しも「よろこんでー!」と某居酒屋チェーンみたくなってたし、小田桐さんとのデートシーンの後共にハケていく際には彼を演じる赤塚篤紀さんに促されて「ジャック・バウアーです」なんて声マネしてみたりするし。
・他の出演陣も相当フリーダムなアドリブを皆さん入れてて、マコラッチョもプリンばかりでヤダよー!とか石川さん演じるふうにやり方の指南を再三せがまれて逃げる際に「誰か助けて〜!!」と叫びが変わってたり(そしてそんな彼女を「何言ってんだよ〜!?」と問いながら追いかける石川さん)とコミカルな流れ楽しめました。
・あとホント今更ながらで恐縮ですが、石川さんの早口言葉のような長台詞、すごいっすね。あれだけの(しかもカタカナ含んだ)文章量覚えてしかも噛まずに言えるって相当練習したんだろうなぁ。
そんな具合で回を重ねるごとにどんどんアレンジが為されていっていたこちらの舞台。初めて観た時のややぎこちない雰囲気が頭に残ってしまってただけに、軽みが出て色々練られていったステージも目にする機会あってよかったと思いました。