MEN's WORK ★☆北区つかこうへい劇団協力公演『こもれびの中で 2009』in 文化学院(御茶ノ水)(6/14)

昼公演観てきました。以下感想とか(一応ネタばれ注意)
6/13感想
・この日は日曜ということもあってか、劇団生っぽい方々の姿が目立ったような。
・開演前の作・演出の西澤周市さんの挨拶では次のようなことが語られてました(大分ウロ覚えなので細かいニュアンス違ったらすみません)

・昨日は初日なのに結局飲みに行ってしまって、飲むとどうなるかというと、(芝居を)直したくなる。なので結局カラオケ屋に行って、一曲も歌わず稽古をした。深夜で大声で稽古できる場所というとカラオケ屋しかない。
・今回もちょこちょこ変更している。2回目の方はわかると思う。大幅な変更は滝野川で。
・変えた部分はその役者にしか伝えていない。受け取る側の技量が試される。
・台本は昨日30部しか用意しなくて売り切れてしまったので今回多目に準備したら3部余った、やはり昨日位にしておいた方がよかったのか…。
・その皆さんに販売している台本は最終稿(だったかな?)だが役者には最初のものしか渡していない。だから役者の台本は真っ赤で、ほとんど書き込みでその人の台本となっている。
・昨日の(観ている)様子を見ていたが、皆さんもっとリラックスして観てください。肩の力抜いて。笑えて、泣ける話にしてあるので。

急に他の出演者のセリフや動きが変わってたりしたらドッキリするだろうなー。こりゃ緊張感も出るでしょう。あとカラオケ店が稽古場に早代わりってのもすげーっすね。
・ほんの数メートル(というかファンクラブ席からだとほんと2m位しか離れてない気が)の向こうで違う世界が創り出されているというのはすごい感覚だな、と改めて思いました。
・この日台本を購入したので今回の観劇後目を通してみたら西澤さんの言っていたとおり細々した所が変わっててなるほどーと。より演者の雰囲気にあった言い方とかになってたりしてほほうと思いました。マコラッチョのセリフとかもよりコント的にテンポよくなってたりして(コント的にて)。
Erinaさん演じる上杉の心の動きも物語中の重要なファクターになっているのを感じさせられた。
・主人公の妹マキが姉に語りかける場面、高野愛さんの伝える力はすごいなと思いました。
・ダンスシーンはほんとマコラッチョのスクールでの成果の発揮どころっすね。カッコいい。
・マイムで登場人物達が感情表す場面、とてもきれいでした。
・ラストシーンは、台本の文章読んだだけで何かもう…。
台本のCASTのところの筆頭に“小川麻琴”てある、それだけでジーンとくるのに、さらにその作品が見応えあるもので全ての役者さん含めて魅力のある舞台というのは本当にありがたい。力量ある方々の中で座長として主人公を演じきり、存在感を出していく。それだけの力を彼女が身につけていっているというのが何とも心強くて嬉しいことだと思います。
滝野川では大幅に変更がというのも気になるんですが。どこら辺をどの位変えてくるのか要注目ですね。