やぐちひとり(8/4深夜)

・テレ朝深夜枠のストック作成に相当貢献したと思われる世界水泳も終わり久しぶりに再開したこちらの番組、今回の研究テーマは『ナイトミュージアム2』。
こちらの作品ではワシントンDCにある世界最大のスミソニアン博物館をはじめ実際にあるものをモチーフにしてるという事から

春樹:それってさー
矢口:はい
春樹:そこに行ったことある人、すんごい楽しいだろうね
矢口:あー、確かに。だからあの、春樹さんが以前ー、寄生虫博物館
春樹:うん!
矢口:行ったでしょう?あの寄生虫がー、めっちゃ動き出すみたいな
春樹:えぇっ!?あの、8メーターのサナダ虫が
矢口:そうそうそう、動き出すんです夜になると
春樹:コエー!!
矢口:ハハハハハハ!

いやあのわかりやすい例えだけど、想像するだに恐ろしいです矢口さん。
・続いて「好きな博物館は?」てことで「未来館日本科学未来館)」を上げる春樹センパイ。ああ、あそこいいっすよね。わかりやすい上にフツウに面白いし、あとメルマガもさり気に読みやすくていいです。
・で、上記でやってた恐怖を科学するというお化け屋敷に奥さん(!)と一緒に行ったという春樹さん。しかし

春樹:うちの奥さんすっごい恐がりでさ、連れていかなきゃよかったってくらい
矢口:うん、すごかった?「ヒャーっ」て
春樹:「ギャァー!」でさぁ、人もいるのよ、脅かし係の
矢口:ハイ
春樹:(奥さんの口調マネして)「ダメダメマジダメ!」
矢口:フハハ!
春樹:「ダメダメ!あたしホント心臓弱いからダメダメダメ!」とか
矢口:(笑)わかるわかる
春樹:お化けがちょっと「(横向いて)ププッ」みたいな
矢口:ンハハハハハッハッハ!笑っちゃった

大沢さーん!(あ、言っちゃった)
・そんな具合に博物館に関するトーク(ホントか?)の後、作品にちなんだ企画に…となるところが、

矢口:海外の博物館、魅力があるので、我々もね、海外行きたくないですか?

てことで“番組5周年 1万円海外ロケプロジェクト!”そういう流れかー!春樹センパイが調べた結果、まずA案。フェリーで行く!韓国・釜山の旅。多少時間はかかるものの(6時間半)、「中でピーチクパーチクビールでも(春樹)」「あー最高!(矢口)」と両MC乗り気でしかも7,500円というリーズナブルさに「余ったお金でロケが出来る!」と声上げる矢口さん。
・しかし一つだけ問題点が…と切り出す春樹センパイ。ここでそのコトバ耳にした時のヤグッチョリーナの表情がいわゆる往年からの「虫っぽさ」「小動物っぽさ」が全面に出た感じでグッド。こういう時の表情相変わらずいいっすよね。口一文字にしてる時とか更にステキでした。
・その問題点とは「出発場所は福岡でそこまではおのおの集合=自腹」ちなみに福岡までの新幹線往復4万円てことであえなくボツ。お次のB案アジア・ミステリーツアーも各自バラバラになる可能性アリってことで×で、C案の13,800円、ただしちゃんと成田発で宿泊地もソウルなので総合的にA案よりおトクという案持ち出してケチPと対決にかかるMC2人。
・しかし、プロデューサー以外のスタッフ一丸となっての感ある“朝三暮四”作戦もあっさりと「30%オーバーだよ!」の一言で散る。

春樹:金モンスターだ、金モンスター!
ケチP:何とでも言って!

・で、番組として手作り感で行こうとしたけど、もう禁断の手、としてD案フリップを取り出した春樹センパイ。捲られた先には…そう「タイアップ」の字が。

矢口:…え?!どういうこと?
春樹:つまり、もう、自分たちで、もう金は出せねぇと!
矢口:…(笑)
春樹:それは!
矢口:ウソでしょ!?

・ここで春樹センパイから、先日の(ケチPとの第1回交渉時)放送の後一通のメールが届いた旨のお知らせが。何でも“てるみくらぶ”という旅行会社の担当者さんから、もし決まっていないならわが社のツアーを見てみてください、という案内があったということで、その後番組の田中APさんとてるみくらぶの担当山内さんと幾度かやり取りがなされたのち、

春樹:「(田中APのメール読み上げる)そこでご相談なのですが、タイアップ的なものは如何でしょうか?」
矢口:アハハハハハハ!ストレートに言ったなぁ〜!!

・更に平均3.7%という視聴率もアピールし、なおかつ

春樹「MC矢口真里劇団ひとりも、格安ツアーを利用する若者層に、そこそこ人気が有ります!」
矢口:アハハハハ!
春樹:(首傾げつつ)…そこそこ
矢口:田中さん…(笑)

・で、先方の山内副社長(役職の方だった!)さんから「了解いたしました。タイアップの件、早速社内で検討をさせていただきます」との返信があり、いよいよ本日直接電話で確かめる、という展開に緊張する2人。まずは矢口さんからスピーカーにつなげた携帯片手に緊張の面持ちで先方へ呼びかける。

山内:はい、てるみくらぶ山内です
矢口:どうも、やぐちひとり(C)の、えー、矢口真里と申します
山内:あ、初めましてー!
矢口:あ、どうも初めましてー!
山内:どうもー
矢口:や、ステキな声ですねー
山内:いやいやいやー
矢口:声優さんをやられてるっていうか
山内:あ、そんなことないです、とんでもないです
矢口:あーほんとですか、声優さんだと思いました
山内:ありがとうございます

・初っ端でよいしょ作戦を繰り出した矢口さん、いよいよ本題に。

矢口:いや、ねー、ほんとにー、ちょっとね、色んな会議をやっていただいたという事で申し訳ないんですけどもー、あの会議の結果なんですがー
山内:えーええー
矢口:如何だったんでしょうか?
山内:はい、えーこちらとしてはですね
矢口:はい
山内:あの、もしも、ま、10月から発売します、ですねー、台湾ツアーのあの新しいコースを、ま、ご紹介させて頂きたいんですが
矢口:はい!

・佳境に入ってきた所で選手交代。

春樹:副社長!
山内:あ、もしもーし
春樹:あの、春樹と申しますー
山内:あ、はい、あの初めましてー、お世話さまですー
春樹:お世話になりますー!あのーもしですねぇ、あのー、ま、この先、ご一緒にお仕事が出来るんでしたらー
山内:えぇえぇえぇ
春樹:まーその際は、あのーオンエアで、
山内:はい、はい
春樹:あのー“てるみくらぶ”様の名前を、えー最低でも5回は、言うように、えーお約束します
山内:(笑)ありがとうございます
春樹:そしてあのー、ツアーの魅力もですね、たっぷりもう、いやって言うほど紹介する予定です、あのほんとにあの、
山内:そうですか
春樹:いつもやってるやぐちひとりらしさとかそういうのも全部捨ててですね
矢口:(笑)
春樹:ほんとにあのツアーの魅力だけをあのー、お伝えすることが出来るという風にあの、自信があります、ほんとに!

・という具合に“らしさを捨てて”っつってもそういうとこが逆にこの番組らしいというような売込みっぷりを受けた先方のお答えは−

山内:あのー、何とかですね、えー、今回、あの、私共の方で、全てタイアップさせて頂いて、え〜番組に恥じないですね、ステキなツアーが出来るようにですね、頑張らせて頂きたいと思いますが!
矢口:(目を丸くして明るい表情に)
春樹:えっ、タイアップしてくれるんですか!?
山内:や、もう、あのー、全面的にですね、頑張らせて頂きます
春樹:(目見開いて)全面的に!?
矢口:(春樹さんの顔に)ハハハハハ
山内:はい、もうあのー全て航空券からホテルお食事に至るまでですね、えー私共の方で全部やらさせて頂きます!
春樹・矢口:ありがとうございます!!

・ありがとうございます!と改めて頭下げて電話切った後、喜びあふれるMC陣。

春樹:イェーイ!
矢口:すごい!すごいね〜春樹さん!
春樹:(小声で指折りつつ)てるみくらぶ様、てるみくらぶ様、てるみくらぶ様、てるみくらぶ様、てるみくらぶ様…バンザーイ!!
矢口:バンザーイ!
春樹:バンザーイ!
矢口:バンザーイ!
春樹:バンザーイ!
矢口:いやいや、超いい、ステキ!

・そして、ケチPも文句言いようが無いだろう、もしかして意地はって来ないんじゃないか、と声をかける2人。しかし、そんな春樹センパイ・ヤグッチョリーナの苦労に対し「OK!」の一言で済ませ、しかも「来るんですか、ケチP」と言われても気にせず「え、むしろ僕がいないとダメでしょ」と言ってのけるケチP。

春樹:え、ひょっとしてケチP、来たいんですか?
ケチP:え?台湾行ったこと無いモン!

…ある意味すごい人だ…。とにもかくにもよかったっすね、矢口さん春樹センパイ!ロケの企画及びタイアップ先のてるみくらぶ様への持ち上げ方がどんな具合になるのか、今から楽しみです。
TSUTAYAさんとのコラボ、8月のテーマは“CGじゃないのにスゴい事になってる映画”、矢口さんは『アース』、春樹センパイは『ポリスストーリー』をそれぞれチョイス。お、こちらは映画素人でも見やすそうな作品かも。
・番組とは関係ないけど合間にユンナの『Girl』のCMが流れておおー!と思いました。
・ツアー実施のおりにはぜひ参加して欲しい島本真衣アナが送るマンスリーエンタップでは『アーロン・ストーン』にちなんで“久保Dスト〜ン♪QUIZ”が実施されてました。タイトルどおり久保ディレクターが色んな格好でストーンと降りてくるのを当てる、という説明に「クイズの説明でこんなにワクワクしたのはじめて!」という春樹センパイ。
・その後久保Dのうどん食べたり女装(!)したりしてる映像に声上げる2人。

春樹:面白ーい!
矢口:お父さんですよ、こないだお父さんになった人ですよ

ガンバレ、お父さん!
そんな具合でしばらくぶりなのもあって大層充実してた放送でした。