メイド刑事(8/7)

・“中与志組”に“阿久頭組”って、わかりやすい…。
南野陽子さん演じる女組長、さすがの迫力っすね。姐御!て感じ。
・誘拐犯に頭殴られ道路を転がる若槻葵。さり気にこのシーンふくさきさん痛そうだー。
・今回のやられ役なホスト一同=誘拐グループの、あの一々名前紹介されてからかかってくるというのが何とも。ホストの源氏名って強烈なのばかりですね。
あと番組公式サイトに掲載されてた今話のゲストだった南野さんのインタビューが中々に読み応えあったのでメモ。

南野さんが演じた麻宮サキはキューティー☆クリーナー片手に悪を倒す若槻葵の先輩ですね。
南野「そうですね、最初にお声をかけていただいたときに『スケバン刑事』のオマージュとおっしゃっていただいたので…。そういう意味ではずいぶん前のことですが、私としても思い出していただいてうれしいですね。撮影期間はとても短くて(福田)沙紀ちゃんとベッタリ一緒というわけではなかったんですが、若い女優さんを間近で見ていると自分が頑張っていたころを思い出しますね」
メイド刑事」というドラマについてはどんな印象を?
南野「いいことだと思います。“なんとか刑事”というのが増えれば、その中に私もいれてもらえるので。私もまた何かやりたい感じね。何デカがいいかな?(笑)」
福田さんと共演されてのご感想は?
南野「沙紀ちゃんは主演女優という感じがしますね。物おじしない雰囲気とかがあると思います。すこやかで伸びやか、そういう感じ。10代とか、20歳過ぎぐらいって一番大人なんですよ。実年齢よりも自分がちょっと上にいるような感じがするんです。上の人を見て私はこうはなりたくないとか、これから頑張っていきたい、とか。志が高くいられる年齢だと思うんですね」
そんな福田さんに先輩“刑事”としてのアドバイスは?
南野「『化け物かな?』とか、『人間なのになんだろうな』と思う人といっぱい戦ったりとか、ヨーヨー一撃で倒れたりとか、鉄仮面かぶって育ったとか、いろいろありましたけど、私は常にノンフィクションのつもりでやっていました。こんな人いないよね、という気持ちではやらない。みんな笑うことだけど、17年間屋内で育てられて晴れて外へ出たらどう思うんだろう、と当時は真剣に悲しい思いになってやってましたね。やっている本人が作品をばかにしちゃいけないんです。そういう意味で真剣に戦ってほしいですね。背負っているものに真剣になって欲しいと思います」

南野さんはアクションシーンにどのように取り組んでいたんですか?練習とか…。
南野「当時はテレビと映画で1年半麻宮サキをやらせてもらいましたが、練習する時間はなかったですね。ただ、アクションはできないなりにも1日10回でんぐり返しの練習をやるとか、ヨーヨーも1日に100回は練習したり、常に手に持っているとか。そういうことは自分でやっていましたね。でも、運動神経はなかったですね。今も見た目で残っている傷とか腰痛とか、ヒザがカクカクいったりとかありますけど(笑)。辛いですけど、その分『スケバン刑事』を忘れない方もいて下さるので」
今回のドラマで南野さん自身のみどころ、これを見てほしいというところは?
南野「なんだろうな、バラエティーでヨーヨー持つことはあるんですが、本気でやるのは23年ぶりなんです。そんなに経つんですね。できればセーラー服を着てやりたかったな(笑)。役者はいくつになっても気持ちはね、見た目はどうかわからないけど。ただこのドラマは『スケバン刑事』とか知らない世代の方も見ていると思うんです。そういう意味では親子で見ていただけたらいいな、と思いますね」

所々にオチャメな発言はさみつつ、かつてのスケバン刑事としての気構えや存在感が伝わってくるような。ヨーヨー1日に100回か、すごいなー。