やぐちひとり(9/29深夜)

・来てしまった最終回。それでも明るく番組は台湾ロケ後編模様を放映。まずは映画『ゼラチン シルバーLOVE』の紹介、それにちなんで、やにわに春樹センパイが「一個だけ悔いがあるんです」と言い出したそのココロは

春樹:あの、オレとやぐっちゃんが、結ばれなかったという

…なんでも某掲示板では2人は付き合ってると言われて他の番組出演時に春樹センパイ(を演じてる方)が89と書いてあるシャツ着用してるのを見て“89=やぐ”だ!と話題になってたらしい。

矢口:ハハハハハ!
春樹:もうほぼ『ダヴィンチ・コード』の世界だよ!

・んでまあ「結ばれたような(!?)写真というか恋人同士のような写真を撮りたい」という春樹センパイのリクエストに応えてドレス等借りれるスタジオへ。
・「これー!これだよやぐっちゃん!ほら!」と超シースルーのドレスを示されて「…バカじゃないの、ホントに(笑)」と呆れる矢口さん。

矢口:趣旨が、趣旨がズレてるよ!全部スケるもん
春樹:(スタッフと)オッパイブォン?(←何の話だ)
春樹:(矢口さんに)いーじゃんこれ
矢口:あー…よくないでしょ!
春樹:最終回だからさぁ!
矢口:ハハハハ!何で乳出さなきゃいけないんですか、あたし!!
春樹:それぐらいサービスしてよぉ〜!
矢口:ちょっと待って、ちゃんと選ぶから!

・んで矢口さんがちゃんと選んでる間に準備できた春樹さんのカッコはというと…あえて表現するなら方向性間違えたビジュアル系?

春樹:…どうも、堕天使ハルキエルです

・正統派なドレス着てスタジオに入ってきて↑の“半裸の背に白い羽、胸には貝殻2つ”という姿を見て「ちょっとぉー!!」と叫ぶ矢口さん。そりゃそうだ。
・それでも写真は撮ることに。ポーズ取るにあたって

春樹:もっとさ、からまるようにさ、やらしくからんでくれよ
矢口:ヤダよ!ヤダよ、出来るだけカラみたくないもん

でもまあ、思ったよりキッチリ構成された感じの写真が出来上がり、そしてこちらもラスト、テレ朝のマイマイこと島本真衣アナウンサーのコーナー『ウィークリーエンタップ』のVTR。

やぐっちゃん、春樹さん、台湾の楽しい思い出いっぱい作ってますかー?私へのお土産、何を買ってくれたのか、楽しみにしてます!

や、あの、「お土産…?」て顔見合わせないでくださいお2人さん。
それにしても、この番組での島本アナのキャラクターもかなり味わい深かったよなぁ。『達人の一本!』でのどんどんハジケてく様子とか、忘れません。
・後半でもちゃんと観光はアリ。行天宮という所の占い横丁で矢口さんが「結婚する前に相手を慎重に選びなさい。選ぶ時は、見掛けよりも中身が大切なこと!」と鋭い指摘受けてたり(んで春樹センパイから「ん〜見掛けばかりだから!」とツッコまれてた)、足つぼマッサージの再春館(すごいネーミングだな…ってこちらが深読みしすぎか)にて春樹センパイが「ん〜、食べ過ギ!」と断言されてたり。
・晩御飯は有名店丸林のコース。名物料理で春樹センパイ大好物の魯肉飯がおかわり自由ということで大盛り上がりな2人。
・そして、夕飯も終えて一息ついたところで、語りだす春樹センパイ。

春樹:5年間ですよ、あの御茶ノ水で、記者会見を開いて、『やぐちひとり』始まりますよっていう
矢口:ああー
春樹:あれから丸5年間経って、ただまあそれもこれも、今夜でおしまいだけどね
矢口:ま、そうですねぇ〜…
春樹:そこでですよ!
矢口:はい
春樹:ぐっちゃぐちゃで終わっちゃったらどうなんですか
矢口:あぁ〜…ギターね!
春樹:最後ー、この番組を、もう卒業式だと思ってくださいよ
矢口:はい
春樹:ね、卒業式、みんなで、何か歌うたったりするでしょう
矢口:はい
春樹:でー、涙流しながら仲間とこう、お別れを惜しむでしょ
矢口:はい
春樹:そういう事にしたいんですよ
矢口:…そうですねぇ〜…あ〜どうしよう

・「あーどうしよう」「あーヤバイ」を連発しつつもいやがおうにもこの流れは進行し、挨拶にかかる春樹センパイ。

春樹:えー、視聴者の皆様、やぐちひとり、ほんとにあの5年間、あのー、皆様の応援があって、今日まで、続けることが出来ました。ほんとにー長い間、応援ありがとうございました。
矢口:ありがとうございました。

・続けて、“台湾に連れてきてくださったてるみくらぶ様”へのお礼もして、いよいよ演奏スタート。スポットライトの下、ぎこちないながらもギターの弦を弾き、そして歌いだす矢口さん。やがて春樹センパイも唱和し、ラストのフレーズ歌って、終了。
・「緊張したー!!」と叫ぶ矢口さん、一方「ほんとにあのー…こんなに引っ張ってすいませんでした!」と視聴者に?謝る春樹センパイ。

春樹:いやー、ヒドいギターだったね!
矢口:もうコード押さえるのにいっぱいいっぱい…(笑)
春樹:オレさ、泣こうと思ってたのにさぁ、涙をこらえることはあると思ったけど、まさか笑いをこらえるとは思わなかったよ!

・「これちょっともう一回やらしてもらっていいですか?」という矢口さんの訴えに「ダメですよ!」と返す春樹センパイ。

矢口:ちょっと、ちょっと!
春樹:いいんですよ
矢口:違う、手が超震えた
春樹:このね、グズグズがねぇ、やぐちひとりらしくていい終わり方ですよ
矢口:えぇ〜!?ほんとぉ〜?

うん、確かに(て視聴者に即座にナットクさせる番組ってのもすごいよなぁ)。
・おもむろに「ここで、最後に一つ、告白しなければならにことがあります」とか言い出す春樹センパイ。神妙な顔して何言うかと思えば

春樹:やぐっちゃん、スタッフのみんな、それから視聴者の皆さん、実は、私、春樹は(サングラスを外して)劇団ひとりだったんです!
矢口:ハハハハ!

・そうしてカミングアウト?した春樹センパイもとい劇団ひとりさんと主任研究員やぐっちゃんのシメの挨拶。

春樹:まあ、という訳で
矢口:はい
春樹:あの、まあ、5年間、終わりましたけども
矢口:はい
春樹:ま、形は、変われど、いつかまたこうやっておんなじメンバーで出来たらいいじゃないすか
矢口:そうですね
春樹:ねー
春樹:ま、よくありがちなセリフですけど
矢口:うん
春樹:またどっかで、お会いしましょう!サヨナラ!
矢口:近々〜!!

そうして、終わった。
見てる側としても大切な番組だった。4年前のあの時期、この番組が、そして矢口さんの出演が続くことを知って、どんなにホッとしたことだろう。それに、色んな枠を超えた自由なゲスト陣、専門家にもっすごい脱力系の実験協力してもらったり、映画やDVDの宣伝のため登場した俳優・アイドルな方々に虫とか恐怖の飲み物とか容赦ない罰ゲームありのゲーム参加してもらったりと、バラエティとしてもとても充実した内容だったと思う(いや、制作陣のスタンスは情報系エンタメなのは存じ上げております)。
とにかく、共に一つの世界を作り発信する共同体として、出演者とスタッフ陣の一体感が伝わる番組でした。
5年間、本当にどうもありがとうございました。
…近々?