所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!SP(1/1)

松嶋初音さんと松井絵里奈さんというハーモニー所属なお2人がVTRリポーター&スタジオメンバーとして出演してたこちらの放送、お正月の3時間SPつっても所さんの飄々とマイペースなノリは変わらず。
・最初の方に放送されたの松嶋さんinフィリピン−セブ島でのロケで見つけてた新種、かもしれないイキモノ、不思議っすねー。一見クラゲっぽくもあるけど感触は結構弾力ありそうな。その生物を見つけた時の同行者の専門家先生のテンション上がりっぷりが印象的でした。
・ただその生物はスタジオにはアルコール漬けの状態で登場。松嶋さんによると採取して「2日目位でちょっとお亡くなりになりまして…」ということらしく、水分が抜けて何かの干物っぽい外見になっておいででした。
・ただ同じ海で採ることができた特大サイズのオウムガイは無事でよかったなーなんて。
・「食べれるの?」ってちょっと、野村監督!
・『そこんトコロモーターショー』、すごい運転しずらいというイルミネーションで飾りまくり(LED1,500個以上使用)の4tトラック、暗闇での輝き具合もすごいけど、改造された荷台の内容が更にインパクト大だった。何せカラオケBOX風の6畳洋室に4畳の和室付きというアパート並の居住環境。(外観はともかく)ああしたスペース持った車であちこち移動出来るってのは色んな要素(維持コストとか)除外すれば単純に羨ましいなーとかちょっと思いました。
チョロQチームのメーカーによる未来の三輪車“エタニティー”という乗り物も未来風なノリモノで。車のマニュアル的な操作性で乗り心地はバイクて感じらしい。最大傾斜角度が45°ってのはやっぱすごいんでしょうね。走ってるPR映像みたく外国のなだらかな道路とか走ってみたくなるノリモノだなあ(って2輪も自動車も免許持ってないっすけど…)。
・で、中盤にはこれまで番組で行われてきた深海魚関係のロケの模様が紹介された後、『深海お正月プロジェクト 深海おせちを作ろう!』なる企画が。ここでの担当は奈良のハリキリガールな松井さん。所さんから「おせちは今まで通りのおせちでいいんじゃないでしょうか」とかゲストの小林幸子さん、野村克也さんからも「美味しいんですか?」「なんかそんなもん食べたら海の底まで落ちそうですよ」と言われつつもVTRスタート。
・映像の冒頭、駿河湾の港でやにわに歌いだす松井さん。

松井:私はとってもおせち好き〜♪そう!3度の飯よりおせち大好き!おせちガール松井絵里奈です!

スタジオにロンブー淳さんとかケンコバさんとか土田晃之さんといったメンツがいたら絶対突っ込まれまくりそうな予感大のオープニングですがそれは置いといて、早速船に向かって走り寄り、番組でお世話になってる深海魚専門漁師の長谷川久志さん・長谷川一孝さん親子に挨拶する松井さん。早速、初の女性リポーターでテンション高めらしい長谷川さん(父)に今回の依頼を伝える。

松井:今日は長谷川さんにお願いがあってきたんですよ。深海魚で、おせちを作って欲しいんですよ!
長谷川:深海魚でおせちー!?
松井:ハイ!…ダメですか?
長谷川:…やりましょう!
松井:いいんですか!できます!?
長谷川:いや〜、絵里奈ちゃんならやりましょう!
松井:お願いします!
長谷川:他の人なら断った
松井:ホントですか!?

・そんなノリがいい長谷川さんの船に乗って、駿河湾へ出航した一同。まずは“深海の伊達巻”の材料を、てことでマルバラユメザメなる魚をゲット。なんでもこのサメが腹に持ってる卵(テニスボール大のものが約30個も)が伊達巻にいいらしく、長谷川さんの子供の頃バイトに行ったのがこの卵を使った伊達巻屋だったとのこと。
・うわー、腹掻っ捌いたらホントに丸いのが幾つも入ってるよ〜。焼くと白身だけてのがまた興味深い。
・続いては“深海のかまぼこ”としてソコクロダラという魚を。それにしても、深い海中から引き上げられたために口から生々しいピンクがかった浮き袋?内臓?が飛び出てるソコクロさん(和らげるため愛称つけてみた)をまったくためらわず抱えて「うわ〜、カワイイですねー!」という松井さんはさすがガツドル後継者だと思います。
・そんなソコクロダラが取れたところでこの日の漁は終了。知り合いのかまぼこ工場で加工してもらう。
・そして2日目、この日は長谷川さん曰く“正月にふさわしいモノ”を狙うらしく、沈められた仕掛けを引き上げるとそこにはうごめく長い足を持った赤い生き物が幾つも。そう、この日の獲物はカニで、ここで獲れたのはミルクのような味わいがするというエゾイバラガニ(別名:ミルクガニ)。しかし、歓声上げる松井さんをよそに首を振る長谷川さん。

長谷川:色的には赤くてめでたいけど、これじゃない。もっと他のモノ
松井:私的には十分これでめでたいんですけど
長谷川:いや、これじゃ俺の男がすたる!これじゃ
松井:男がすたる!?
長谷川:正月らしいカニを今狙ってるから

そう、長谷川さん(父)が狙うのは正月に相応しいめでたい金色のカニらしい。ただ、ここで「もうお腹すいてない?」と松井さんに尋ねる長谷川さん。

松井:お腹ペッコペコですよ、朝から食べてないので
長谷川:じゃ、お正月だから、カニを食べよう!

・てことで、先ほど取れたミルクガニをつかんであるいていく長谷川さんがやにわにカニを煙突に突っ込んだため驚く松井さん。

松井:えー!?これ、入れて良いんですか!?大丈夫ですか、これ、煙突ですよ!?
長谷川:煙突で焼いてる!これが一番美味しい

・当初こそ度肝抜かれた様子ながらその名物という“ミルクガニの煙突焼き”の身を見た途端「ギャー!うわ、美味しそ〜!」と叫び、口にして「ん〜…美味しい…!」と力ぬけて思わず机に寄りかかる松井さん。

松井:長谷川さん、口の中がお正月ですよ!
長谷川:すごいなー、すごいな〜!(笑)

・そんな名物試食の後は再びめでたいカニ探し。合間にウルトラブンブク(深海に生息するウニ)やニュウドウカジカ(ユニークな顔した魚)など貴重な生物(こういうのは東海大学の博物館行きになるとのこと)を見つけたり、長谷川さんさえ見たことない魚を釣り上げたり(後の専門家の鑑定によるとムネダラという魚だったらしい)する中、“深海の数の子”オキギスもゲット。
・そして、とうとうカゴの中に大きなカニの姿が。これぞ正月にふさわしいカニ、オオエンコウガニってことで喜ぶ長谷川さんと松井さん。
・喜びのあまりまたもカニを抱きかかえる松井さん。

松井:よ〜しよしよし、来たね、カワイ〜。やっと来ましたねぇ〜
長谷川:ええ、やっと来ました
松井:はぁ〜、待ってたんだよぉ〜

えーと、赤ちゃん?
・こうして獲れた食材を使って作られたおせちがいよいよスタジオに。
・「温暖化で海結構ダメなんですよ」と苦労を語る長谷川さん。

所:長谷川さん、小林幸子さんの隣ですよ
長谷川:ええ、もうすごいです、こっち(胸)も温暖化ですよ

・並べられた品々に歓声あげる一同。“深海伊達巻”“紅白かまぼこ”“深海の数の子”“深海うなぎの八幡巻”と豪華なメニューに早速箸を伸ばす。なんか数の子は所さん曰くそんなでもなかったらしいですが、次いでフタがオープンされたカニは「ホントに美味しい!」との高評価が。最初は深海おせちに懐疑的だった野村監督も「あのカントク、テレビ映ってますけれども、収録を考えてください」と注意されるほど黙々とカニに専念。やっと喋ったかといえば「カニってのは三杯酢をつけてたべるんだけど、いらないの、コレ」。更には休憩時間も(なぜか)キャッチャースタイルで食べ続けたあげく殻の傍まで歩み寄り中を覗き見て「どこにミソがある?」と質問。調理中に出てしまったのか「無かったんですよ」という長谷川さん、松井さんの答えに残念そうに「俺と一緒だね。俺と一緒で脳みそ空っぽだ」とボヤくカントクでありました。
といった具合で他のVTRも含めて盛りだくさんな内容の放送でした。それにしても松井さん、海のロケも全然OKっぽいっすねー。いずれ黄金伝説の無人島ロケにもチャレンジできるかも!?ってそれはさすがに大変か。でもW社長ならオファーあればきっと断らない…。