BS-TBS開局10周年記念企画『ファッショナブル』 in ル テアトル銀座(6/12)

11時30分の回行ってきました。以下感想的な(念のためネタばれ注意)。
加藤紀子さんを見ると、自動的に『リトルホスピタル』を思い出すのです。
・『シンデレラ』から2年、ミッツィーさんやリンリンのキャラクターが随分出ていてああ、よかったよなぁと感慨覚えたり。リンリンとかすごいイキイキ演じてる感じでグーでした。光井さんも自らの立ち位置を状況見て決めつつも結構自分の意見も言ってもいたりしてでも一応性格の強いセンパイ(ガキさん)は立てておく、みたいな愛嬌あるにくめないキャラクターが持ち味に合ってたと思います。
ガキさんが演じるキャラクター、気が強くプライドが高くて弱腰のチーフの姿勢を認められない。ただしそれだけに相手が実力を発揮した時は見抜き認める一面もある。やりがい感じるだろうけど色々悩みもしそう。でも主人公に対するちょっとした部分での感情表現がキラッとする感じで見逃せない。
・早貴ちゃんはああいう風に出てくるんすね。慣れない場所に恐る恐る足を踏み入れて緊張していた少女が、抱えていた悩みを吐露して無事再会を果たせた、という一連の流れ、その過程でこの舞台の主題であるファッションによって変わっていく様子ってのがなるほどなーと。
・今回驚いたというか、もっともおおーと思ったのは亀井さんかなぁ。主人公を支え、でも無条件に慰めるのではなく、彼女のことを思うがためにあえて厳しいことを言うこともいとわない。ほんわかした中に芯のしっかりした女性を自然体で演じてました。やるな、カメさん!
・そしてやっぱたかーしリーダーはすごいっすわ。低音からしっかり気持ち込める歌唱部分もソロダンスのしなやかさも。
・てかクライマックス〜ラストの辰巳琢郎さんとのやり取りはズルいよー。
・カーテンコールにて、おもむろに「それじゃ、芹沢真一郎さん、どうぞ!」と役名で指名する高橋さんと「いきなりかよ!」と突っ込む辰巳さん。フツウに馴染んだ様子窺えて和んだ。
という具合でメンバーの個性活かしたキャラクターで脚本家さん色々考えたんだろうなーと思ったり、思わぬ持ち味に唸らされたり、素直に気持ち動かされたりと色々感じた舞台でした。も一度観る機会あるので楽しみっす。
追記:公式ブログに一日分だけあったカメさん記述分がポケモー同様味があったので抜粋。
出番ですよー|亀井絵里《ファッショナブル

いやぁ〜ついに6月突入しましたねん
なにこれ、すごっ。
どうかしてるぜ!

稽古は本当に順調でステキです。なので、ひまがあれば休憩中、誰かに絡んではふざけてます。
はい、これもステ…キじゃないからね?亀井大丈夫?

あっ最近すごく眠いよ。
いい感じいい感じ。
いや〜まいる。

誰でも素直になれないときってありますよねー?
早く素直になればこんな気持ちにならなかったのにってことありますねー
…ワタシヨクアルヨ
まぁ〜素直になれなかった時間も大事な時間ですけど。
けど、素直になれてたらもっともっといい方向に進んで行くと思うのですよー
ってまぁ今回の舞台の稽古中、そういうことを考えておる。うむ。

素直になって人としっかり向き合うこと。
その大事さに気付かされるそんな舞台だとワタシオモウデスヨ
ファッショナブル、ぜひ見にきてください。
ミンナオマチシテルヨ

…ツッコミどころもとい読みどころが多すぎて抜粋にならない、引用になってしまう。自分ツッコミ、得意の口グセ、いきなりのジュンジュンリンリン化にまともなこと言ったかと思えば急になんかの師匠みたいな口調になったり。そして締めの段落で再びジュンリン化。すげぇ。シゲさんとは違う方向でこちらもテキサイ向きだと改めて思ったりしました。