「ライトノベルの楽しい書き方」舞台挨拶 in 池袋テアトルダイヤ(12/12)

茉麻ちゃん主演のこちらの映画、観にいかなきゃーと思っててせっかくだから舞台挨拶あるとより楽しそう、それも上演後だとネタも聞けそうだし、てことで能登有沙さんが登壇されるこの上演回のチケット取って行ってきました。(一応ネタばれ注意で)
まず、映画の感想ですが、やー爽やか〜!パンフにも銘打たれてる通り“王道学園ラブコメ”って感じっすね。それにしても茉麻ちゃん、木刀をお守りにする状態の武士系少女(?)て似合いすぎだ。凛々しくて、でも生い立ちの関係から女の子らしい子や家族への憧憬を秘めているというキャラクター流鏑馬剣(やぶさめ つるぎ)と茉麻ちゃんの佇まいがしっくりはまってました。
あと相手役の海洋生物オタクな男子 与八雲(あたえ やくも)、を演じる佐藤永典さんもいい雰囲気で。人に興味がないと言われつつも肝心なところではきちんと相手に向けて心を動かす言葉を伝えられるってことで、これまた魅力的な役柄をナチュラルに演じてらしたと思います。
全体的に物語の進み方がスムーズで、個々のエピソードの散りばめ方とか心情の描き方とか心地よかった。特にクライマックスのあの場面とか2人でのあの場面とか何とも良かったです。
そして上映後の舞台挨拶では監督の大森研一さん、八雲のイトコ役心夏を演じた能登有沙さんが、作日のプロデューサー加藤さんという方の司会でトークを。既に映画を観終えた後ということで、かなり内容に触れたネタも披露されてました。
能登さん演じる心夏が八雲をビンタする場面ではリハーサルで佐藤さんがウルウル目になったりもしたけど、ご本人の言葉や監督の意見もあり本番も本気で挑んだらしい。
・心夏が度々瓶ごと一気飲みしてたビールの中身はホッピー。実際にはビールは苦いのであまり飲まないらしい。カクテルなら7〜8杯はいけるそうです。
茉麻ちゃんは作品お披露目の際に相手役への気持ち動いたりしなかったか、みたいな質問受けて「無いです」と即答してたけど佐藤さんがクライマックスで走る場面で色々大変な時基本的に控え室にいて、途中で佐藤さんが「大変なところだから少しは観に来て」と頼んだけど「うん、わかった、後で行く」と答えつつ結局出向くことはなくて、その事からも↑の発言が本当だとわかる(これは監督とプロデューサーさんのネタだったかな)。
・剣が憧れる萌え系(でも実際のとこしっかりモノ?)の女子、市古ゆうなを演じる声優の竹達彩奈さんとはアニメトークで仲良くなってまさにアニメはコミュニケーションツールだと力説する能登さん。
・心夏はテンション高い役だけど能登さんが演じるに当たってはまったく問題なくてかえって「テンションもう少し落として」という位だった。
ツイッター通じた質問の中で、もし映画に登場する他の役柄でやりたい役は?という問いには“八雲”と答えてた能登さん。そっちなんすか!
といった具合で他にも色々ネタ披露されてて興味深く、またトーク自体もノリよくて面白いイベントでした。作品自体と舞台挨拶合わせて充実してた時間過ごせてよかったです。
追記:エンドロールで某ハウモンでも活用されてるデジタルハリウッド大学八王子キャンパスの名前が挙がってておおーあそこ使ってたのか〜と。校舎とか校庭とかそのまま残ってるから学校関係のロケ地として便利なんでしょうね。それにしても自分が行ったことある場所であの登場人物達がまた違う物語世界を描いてたと考えると何だか不思議な気がするなー。