How to モンキーベイビー(3/30)

・ついに来てしまったこの日、How to モンキーベイビー最終回に放送されたのはアイドル野球部の初試合。本来なら記念すべき第一歩ともいえよう試合がまさかラストになってしまうとは…。
・それでも元気に一同、がんばってこう!てとこで、なんとまなみんこと岡田愛美さんがカゼのため本日欠席のことが判明。しかし、まなみんの抜けた穴の補強メンバーとしてこの方をお呼びしました!カツ子さんです、どうぞ!とハルコが招き入れた人物を見て一同歓声を上げる中、一人顔をそむけるヤグッチョリーナ。

矢口:あのー、いやいやいや、うちのマネージャーに何してるんですかこれ!?
ハルコ:カツ子さんでしょ
矢口:こんなことする人じゃないの、ほんとに!
カツ子?:カツ子デス(ハート)(頭下げる)
矢口:やーだー!!!

ということで、何と矢口さんのマネージャーかっちゃんが助っ人として試合に参加することと相成ったのでした。確かに野球経験ある旨以前紹介されてたけど、ここに来てその経歴に光が当たるとは…。さすがな展開です。
・そんなんありつつ、次に判明したのが田野倉利男カントクの不在。何でも沖縄に行っているため来れないとのことで、YBC野球塾アシスタントコーチの荒木竜さんが監督代行を務めることに。この番組発足当初からHow to 野球の初歩の初歩からMC陣に教えてきたカントク、ここに来ての欠席はご本人も残念だったんじゃなかろうか…と思ってたら一同に向けての手紙が届いていてヤグッチョリーナにより読み上げられてました。

矢口:え〜、「拝啓、ハルコ、やぐっちゃん、そしてアイドル野球部のみんな、大事な試合に行けなくてごめんなさい。みんなの晴れ舞台にもいられないことが、何よりも残念です。
ハルコは、チームの要として、4番打者として、きっと活躍してくれることと思います。やぐっちゃんはキャプテンとしてチームを引っ張ってください!愛さまは、バッティングは期待しておりません。ファーストを死守してください。コニシは努力の人、チームでも1,2を争うほど上手くなりました。まみぴょんはケガで出遅れましたが、乳酸菌で頑張って。アマンダは、最初はどうなることかと思いましたが、持ち前のリズム感でこなしてましたね。かりんちゃんは、持ち前の明るさと負けずぎらいで頑張りました。まなみんはチームで一番伸びましたね、びっくりしました」…ハイ、まなみん、カゼです。「りかちゃんはチームで唯一の野球経験者ということで期待していましたが、全てにおいて素晴らしい選手になったと思います。試合では、失敗を怖がらずに、前を向いて、頑張ってください。いい報告を待っています。アイドル野球部監督 田野倉利男」

うお〜カントク、一人ひとりへ向けてのコメント入りのお手紙。これはすてきだ。
・改めてがんばろう!となったところで対戦のお相手『稲城オールスターズ』の皆さんも登場。平均年齢63.2歳、年齢幅は下は52歳、上は73歳でありながらも元気そうなおじさま達にどよめく部員たち。練習風景みてもやはり動きはただものではない、てことでちょっとしたお願いを…と切り出す。「ハンデをいただけないかと」とのMC陣のセリフに「こっちがもらいたい」と冗談交じりの声も上げつつ、了解してくれた稲城のみなさん。早速色んなハンデが書かれたガチャガチャを引いて中の紙を読み上げると“シニアチーム1アウト交代”の文章が。余りにも極端な内容に係らず「OK!いい!」と太っ腹な皆さん。イイ方たちだー。
・そうして始まった試合では、やはり本番ならではの連続エラー等のピンチもありつつ、大分優しい相手方の守備・打撃により最終的に10-11で逆転勝利!初試合で(色々ハンデの上だけど)得た勝ち星、おめでとうアイドル野球部!そして…
・「うわ〜ん、さみしいよぉー…」と泣き出す矢口さん。「さみしいなぁーと思って、ほんとに」としみじみ。本当にねぇ、アイドル野球部これから!ってみんな思ってたろうになぁ。
・それでも来てしまう最後の時間、締めはMCの2ショットトークで。前の某やぐちひとりを話題に出し、「そもそもあん時に終わってるはずだった」としみじみするハルク。そうなんだけどね…でもあの時の局を変えてのほぼ同じテイスト・スタッフによる番組続行というミラクルワザをこの目にした時のワクワク感というかそう来たか!やってくれた!という気持ちは今も忘れがたい。何よりも実現させちゃう出演陣・制作陣の絆が胸にしみたんだった。
・“またどこかでみなさんと会えることを心の底から願っております”本当にね。
・そして、「最後に視聴者の皆さんに謝らなきゃいけないことがあるんですよ」とか言い出すハルク。ハルコとか言ってたけど、本当はハルクです、と述べ、

ハルク:そして!そのハルクなんですけども
矢口:うん
ハルク:(咳払いしてしばし黙ったあとカツラと眼鏡を外して)劇団ひとりでした!!
矢口:アハハハハハハ!
矢口:みんな知ってたと思うよ
ひとり:ごめんね
矢口:いやみんな知ってるって
ひとり:今まで言い出せなくてごめん
矢口:いやいやいや

そんな↑具合に突っ込みながらも「最後に言えてよかったですね」と労うヤグッチョリーナと「よかったです」とうなずくハルク、じゃない劇団ひとりさんでありました。
ラスト、カメラに向かって「いずれ、またどこかで!お会いしましょう!」と手を振るMC、アイドル部員たちも笑顔で駆け込んできて、そして何ともの入り刑事まで!エンドロールにさりげなく“応援”としてもの入りさんの名前が掲載されてるあたりがまたこの番組らしいというか愛があるなと思いました。
やぐちひとり放送開始から6年半、試行錯誤しながらも基本的に面白さを求めつつ、その根底に明るさと思いやり、出演・制作メンバー同士の連帯感・信頼関係を感じる、気分よく観れるバラエティの放送で楽しませていただき、本当にありがとうございました。
“次回のHow to モンキーベイビー!は また近い内にお会いできる日を楽しみにしてます!”一視聴者としても、お待ちしています!
おまけ:前身番組『やぐちひとり』開始時の自分の感想が何サマ目線だ!という感じで思わず苦笑。放送を行う上での制約とか色々判断して情熱もって作り上げてきた姿勢がハウモンに繋がってきたんだな、と改めて思いました。