Time Capsule−タイムカプセル−(4/2)

13時公演を観てきました。以下感想的な。(もっすごいヘロヘロでスミマセン&念のためネタばれ注意)
・一昨日昨夜と会社泊まりで昼近くまで職場にいたけどいざという時の手段、ザ・TAXI!(ザいらない)でもって会場へすっとぶ。昼食代2回分くらいの値段で済んで助かった…。そして間に合ってよかった。
・会場は京王線笹塚駅の目の前。通勤路線を途中下車したこんなすぐ傍に劇場があるとはー。
・着いた頃にはもう開場していて、舞台上にはギターを弾いてる方ともう一人の方が。座ってすぐ歌がはじまる。
その後に登場した前説の方のお話だと、今の状況下での上演にあたり、照明をLEDにするなどの他、普段はCDをかけてるBGMも今回はこの作品の曲を手がけた方が歌うことにしたとのこと。何か、節電なのにある意味ぜいたくな対応。
・そして舞台。マコラッチョはじめ、役者さん達の姿キラキラしててよかったです。情熱と想いが伝わってきました。
・ただ、なんちゅーか、マコラッチョが部長をして、その部がピンチで、そして彼女の身にも…となるとどうしてもあの作品の展開が頭ちらついてしまって…。
・あとですね、個人的な好みとしてはーもう少しあのエピソードは軽みを帯びていたらなぁとか、例えば一度部を去るあの部員もおちゃらけてごまかそうとしてでも事情を強く問われた時に初めてガッと今まで抱えていた想いをぶちまけるように描くとか、あの学園長も自らの偏見により問題ある生徒や活動を追い込むのではなくもう少し学園側の事情を抱えた人物と言う風に設定してくれたらとか、そして“区別”を描く上で必要なことだったのかもしれないけれど、主人公の事情は必要だったのだろうか、とか…。
・あれっすよね、こちらの作品、取り上げられている要素や問題について、とても真摯に考えて作られたのだろうなと思って。ただ途中の展開やその要素の表し方、その問題の描かれ方、そこに絡む主人公の抱える事情というののバランスがうむ?という部分が所々に、というか。
・いやいや、でもですね上記の事柄はあくまでも自分が感じたうちのほんの一部でしかないんで!冒頭からで作品にどのように惹き込まれるか、その経過で感じるカタルシスが結末で解消されるかという物語の流れ方、登場する人物に共感し一体感を覚えながら観るのかあくまでも客観的に眺めるのかという鑑賞の姿勢、その時の体調、年齢を経るに従って変わる趣向、様々な要素が合わさって舞台に対する印象は生まれるんだろうし。それにですねあくまでもミーハーな自分に取って、小川麻琴という強く惹かれ応援している存在がそこで輝いている場面がいくつも観られるというのはそれだけで満足度が上がるってなもんですわ!(上の長文すべてナシにする記述)
・激しい感情を露にしたり、内に抱えた不安に押しつぶされそうになったり、相手の訴えに対し自らの気持ちを上手く伝えられず焦燥にかられたり。それでも、感情を表し前に向かって進むことを決める主人公。今回のマコラッチョも魅力あふれてましたです。
・上演後はロビーにて出演者による震災への募金活動が。貨幣しか入れられずスミマセン〜明日はもうちょっと持参します。。
様々な事情をおして上演を決定してくださったことも含め、こちらの作品を形作られた方々には鑑賞するものの一人としてありがとうございましたとお伝えしたい。そして明日の公演でまた新たな世界みせてくださるのを楽しみにしております。