劇団ゲキハロ第11回公演『戦国自衛隊 女性自衛官死守セヨ』in 池袋サンシャイン劇場(9/17)

15時半の公演観てきました。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&一応ネタばれ注意)。
・去年のこの頃の時期も相当通った東池袋の文化会館、地下からのエレベーターが会場の目の前に直通だから便利なんですよね(というのを2階までエスカレーターで来たところで思い出した)。
・到着したのは14時45分頃。ロビー開場しててグッズが中で売られてました。
・DVDとパンフレットを手前で別売りしてくれてて助かった。コンサートとかでもDVDは別のところで取り扱ってくれたら助かるなーとかちょい思ったり。
・15時になり本開場。今回は10列目、これまでのサンシャイン劇場では近い方の席でテンションも上がります(や、舞台の場合は後方なら後方で全体見渡せてよかったりもするんですけど、今回は初日だしよりメンバーの表情とか間近で見たいじゃないっすかやっぱ)。
・メンバーが数フレーズごと交代で務める影アナウンスが2回入って、そして15時半になり開演。
・そして感想。。。やーやーもーすごいや。最初に6人が歌うテーマソングを入れて間口を広げて、そこから作品世界に惹き入れていく手腕、原作の強烈な設定をどのように生かし、どこまで役者に合わせてアレンジするかの手法、物語のテンポの良さ、全体を通しての明るさや真っ直ぐな考え方、根底に流れる伝えること・上演することへの真摯さ、そしてBerryz℃-ute各メンバーへの宛書きの見事さ、どの要素を取っても本当によくて、惹き込まれる舞台でした。
・女性自衛官達や彼女達が関わりあうことになる一族の娘達のキャラクターは、物語の釣り合い取るためにある程度は様式的なものがあるものだろうけど、その中でここまで各メンバーの個性・持ち味・雰囲気・空気感etc.て色々表現カブってるけどとにかくそれぞれのステキさカッコよさカワイさを活かした役柄作り上げられるってただごとじゃない。
・そして、そうして魅力的に築かれた各キャラクターに生命を吹き込みその場にその人物が実際にいるように、彼女達自身がその世界で笑い怒り涙し、守るものを心に抱いて戦い、前に進んでいるように思えるような実在感のある演技。佐紀ちゃんも桃子姫も徳さんも愛理ちゃんも岡井ちゃんも舞ちゃんもすげぇよ!格好いいよ!
ということで、死守セヨ組最初の観劇、初日から素敵な心に残る時間を過ごすことが出来て幸せでした。個人的に去年の『三億円少女』ではレインボー主役ってことでファンクラブ前売りが事前にわかってなかったのもあって最初はそこそこの回数しか観る予定なかったのが初っ端にサキッチの回観てバーンと打たれて彼女の主演回はじめ各メンバーの回を観ようとした(しかし友理奈ちゃん・茉麻ちゃん・菅谷さんのは観れなかった…残念)という経験したのもあって今回は死守セヨ組を中心に(サキッチと岡井ちゃんが揃ってるもんで)予め行けるだけ行っとこー!な作戦(?)で(自分にしては)かなりの回を観る予定立てたんですけど、そうしてよかった!これからの観劇でまた彼女達の物語世界に触れられるのが今から楽しみでなりません。
そんでもって、帰還セヨも楽しみだー!

追記:今の時点で物語の根底に関わる記述しない方がいいと思うけどこれだけは(更に乱文申し訳)。
ベリキューの皆がほのかな恋愛模様演じる姿が感無量っつかもーいいですねぇ。(この作品では切ない展開多いんだけども…)ニマニマしちゃうよ。
舞ちゃん演じる絶姫と平八郎の恋模様に河合と八十重の武を通した心の交流、そしてサキッチ。サキッチについては『三億円〜』の依子が個人的に激ハマりでもーヤバかったんですけど、まさか元気な明るいオチャメな(そして多少バカっぽい)あの上杉2士という役柄でこういう風な展開に…そしてそれがまたピタリとクるんですわもー!“自衛隊ではバカになれ”という教えを忠実に守り、2言目には「自分はバカですから、自分で物事を考えません。命令してください」(超ウロ覚えです申し訳。てか脚本も販売してくんないかなぁ)と明るくハキハキと述べる。徳さん演じる河合とのバディも最高。そんな上杉と和泉宗兵さん演じる浅間サンソウ(なんつー役名だ。や、3曹だから呼び方的にそうなるのは別に間違っちゃいないんだけど)との関係、両想いなだけにより切なさが溢れるってかもー!もー!オモシロ楽しい、キュンとくる互いへの告白の場面、時を隔ててしまっての一瞬の触れ合い、そしてその存在が…でも再び心に灯る、彼女が確かにそこにいた記憶。
本当もう、ヤバイっすよもう。絶対観ることオススメです。