モーニング娘。コンサートツアー2011秋 愛BELIEVE 〜高橋愛 卒業記念スペシャル〜 in 日本武道館(9/30)

行ってきました。以下感想(毎度ヘロヘロ記述スミマセン&念のためネタばれ注意)
・本日も会社早退して舞踏会、じゃない武道館へ。開演前にグッズ列並ぶのは昨日でこりたので速攻DVD予約した後はそそくさと入場列に並ぶ。17時ちょい過ぎて開場。
・この日の席は2階。卒業企画の方々があちこちで黄色のサイリウム配り歩いてらしたのを頂きました。ちょうどステージから真正面の南スタンドだったので光度強めのものが配付されたんですが、暗くなるのが早いのでアンコール始まってから点けるようにとのご注意もあり。毎回こういう企画立てる方達はすごいバイタリティだなぁと思う。
・ミスムンの鞘師ちゃんカワイっすねぇ。
・さんまさん!?すっげぇ〜。
・6期&9期から3人のコーナーはシゲさんと譜久村さん、生田さん、鈴木ちゃんが登場。10期を迎えた上でセンパイらしいこと、というお題では、冒頭でも歌ったミスムンの「愛をください〜♪」をオリジナリティ持って言ってみるというものが提示されてました。譜久村さんは“セクシー”な言い方でチャレンジしてたけど、フクちゃんさんの場合どちらかというとご本人が無意識な際に発揮される色気がより効果大な気も。
・ズッキさんは名古屋でも披露したトイレシリーズ(?)第2弾。アイドルがトイレとかいいの?と窘めかけたシゲさんも「鈴木ならいっか」と思わずナットクするような元気ハツラツでネタ好き少女が発したセリフは“紙をください〜!!”コラー!ただ、その歌声はフツウによくクッキリ響いてて、シゲさんからも「上手いね〜!」「いつの間にさゆみを超えたの?!」みたいな感慨を引き出してたのでした。
・そんなシゲさんがそそくさとコーナーまとめようとするのにエー!と促す客席。じゃあいきます、と彼女が披露したのは「歌唱力をく〜だ〜さ〜い〜〜〜〜(ワザと外しギミに)♪」シーゲーさぁああん!!まるわかりBOOKにて舞ちゃんのこと“自分を落として笑いをとるタイプ”いうてましたけどご自身もそうじゃないですか…てかあえて空気読まずに言えば道重さんの声どんどん進化してる思いますけどね。いわゆる飛び道具だけでなくまとまったパートを担当して聴き応えがある方向に。
・何、あの『シルバーの腕時計』という曲、個人的に相当好みだ。特にガキさん担当のラップ的な部分、某EEファン出身の人間を直撃してくる。要するにツボすぎる。12thアルバムの楽しみ度が増した!
・あと↑のガキさんは衣装や佇まいも格好よすぎた。そんな雰囲気がお次のたかーしリーダーとの曲ではパッと明るくてでも切ないような空間に切り替わるのがまたいい。
・『好きな先輩』、5期の最年長と最年少での歌唱を目に焼き付ける。そうそう、5期といえば昨日の4人でのステージ模様を含めた高橋さん卒業について矢島さんがご自分のブログ記事で書かれててそれが相当読み応えあって気持ちが伝わる内容でよかったっす。
・田中さんもシゲさんもトークぶっちゃけるなぁ〜!それだけ、今なら言っても娘。は大丈夫って安定感があるってことなんだろう。遠慮ない突っ込み合いしながらも笑いを挟みこみ客席を引き込むお2人の様子に、今度の娘。ではサブリーダーはあえて定めず、という方針は正解かもなと思ったりも。それぞれの持ち味を活かしてガキさんを支えて後輩の相談乗ったり色々教えたり、というのが自然に行えそうな印象受けました。
・後半戦での緑のレーザー使用した演出の格好よさにはシビれた。2階席でよかったと思いました。あと金紙バズーカも迫力で、なおかつそのきらめくリボンが舞う向こうでこれまた輝くメンバーの姿が垣間見える訳ですから魅せられ効果大ですわ。
・ラストナンバー歌って、メンバーがはけた後暗転した客席で、一面に灯る黄色いサイリウムと愛ちゃん!のかけ声。この時間のあいだは、何だか早く高橋さんの姿がみたい!というより、彼女が登場したらこの公演も終わりに近づくのだな、という気持ちが強かったように思える。
・そのうちに、再びライトで照らされたステージに現れた高橋さん。メッセージは、、、うわぁ。5期メンバーでかたまってしまっていて、4期のように個性を出していかなきゃダメと言われて、ダンスの居残り練習させられて泣いたりとかもして、でもそこで絆が深まって…というようなくだり、そして、4年4ヶ月務めたリーダーの初期の頃つんく♂Pからかけられた言葉etc、沁みる…。
・そして彼女が披露した『自信持って夢を持って飛び立つから』は、まさに跳ぶ様にひらりひらりと端から端、花道から花道まで駆け巡る、弾むようなのびやかなステップで完全に惹き付けられるパフォーマンスでした。この曲はまさにこの瞬間のためにあるのか!と瞠目させられたといいますか、本当爽快で未来へ向かう明るさを感じさせる、これからの高橋さんにぴったりな楽曲なんだなと改めて思ったひとときでした。
・そして、花束を抱えたガキさんと10期4人、9期からの面々とともに、最初の挨拶時にガキさんからお知らせされてた、この公演のどこかで登場すると予告されてたミッツィーさんがステージへ!松葉杖で進む姿に、まだまだ安静が必要なんだなと心配が向かう一方、その姿がメンバーの中に落ち着いた際、観てる側の一員としてああ、パーツが揃った、空間が埋まった、充足したんだという気持ちにもなって、やはり光井さんの存在は今の娘。にとって相当大きいものなんだなと実感したりも。
・一人ひとりのメッセージ、ズッキさんの涙こらえて笑顔を保とうとしながら最後まで言おうとしてたことも頑張って思い出して伝える姿や、シャイやけんずっと言えなかったけど、という田中さんの改めてむきなおっての“ありがとう”という言葉、10期の4人もエッグ時代やこの2日に袖で見ていて感じたことなど思いを語っていく場面に胸がギュッとなる。そして、ガキさんの番。後輩達の「大好きです」に笑顔で私もだよ、と返し、手を広げて迎え入れ抱擁していた高橋さんの表情が一気にクシャッとなった。涙をこらえる様子の年上の同期に向かい、声を詰まらせながらも微笑んで“10年間皆のためにやってきた”“これからは自分のために”という言葉を届けたガキさん。そしてかたく抱き合うリーダーとサブリーダー。うわーもうヤバいよもう。
・未だ胸にかかる想いは強いだろう中、でも『友』のナンバーがはじまり、涙まじりの笑顔を交し合う13人。
・この曲にて、モニターにて光井さんがみんなと同じ画面に映るようカメラマンさんが斜めから角度つけて撮ってる場面があってステキだなと思った。この武道館ライブでは、昨日のこんこんさんマコラッチョによる見送りにしてもこの日のミッツィーさん登場にしてもセットリストにしても照明はじめ場内の演出にしてもスタッフさん達のモーニング娘。、そして高橋さんという存在に対する愛情を実感しました。
・そして挨拶をして、また袖に向かうメンバー達。鳴り止まないコール。と、音楽が流れてきた。これは…!そう、『涙ッチ』!うーわーここで、今ツアーではいままで披露してなかったこの曲をここのタイミングにハメてきますかーズルいよ!そんなん最高に決まってるじゃないか!
・そしてラストの挨拶、ミッツィーさんも車椅子に乗り換えて再び登場。田中さんが椅子を押す姿が何だかとてもしっくりきた。
・メンバーが袖に去ってから、改めて現れ、客席に応える高橋さん。端から端へめぐりキャップや着用していたパーカー等を前方の客席に投げ贈る。これGETできた方最高の記念だよなぁ。
・“5期メンバーの高橋愛でした!”うおー!!
・笑顔でいるも歓声の中不意に気持ちをこらえきれず顔に腕あてて肩を震わせる場面も。それでも再び客席に向き直り、めいっぱいの笑みで深くお辞儀をし、ステージ上に設けられたセット上部から去っていったその姿を見送って、終演。
ということで、武道館2DAYSが終わった訳ですけども、モーニング娘。って本当に、熱くて、温かくて、強い絆を持ったすばらしいグループなんだなと、そして個人的に娘。を好きでい続ける重要要素である“温かさ”を育て上げたのが高橋リーダーだったんだなと強く感じた2日間でした。そんな彼女は新たな道を歩み出し、娘。も10期メンバー加入に伴い新たな変革を迎えるけれども、でもこの公演で目にした数々の場面、強い想いや競い助け合う心があれば、この先もすんげぇパフォーマンスで魅了し続けてくれるに違いない。本当、素敵なコンサートでした。ずっと心に取っておきたい、忘れたくない時間をありがとうございました。