モーニング娘。コンサートツアー2012春〜ウルトラスマート〜 in 中野サンプラザ(5/6)

行ってきました。以下感想(ヘロヘロ記述申し訳&念のためネタばれ注意)
・おとといのあの発表があって迎えた今日、果たして楽しみきることが出来るかなと思いながら会場へ。ロビーに入って階段上る所で優樹ちゃん生誕記念をやるので、てことでパステルブルーのサイリウム渡され、ああーそうなんだ、と思いつつ座席へ。毎回こうした式典(?)に遭遇するたび思うけども企画して実現する方々の行動力とバイタリティすげぇなーと思います。
・着席して、一連のPVを眺め、愛は勝つでは無意識の松井絵里奈さんはじめとするハーモニーメンバー探ししたりして、更にオープニングアクトのみやさと奏さんの歌声を聴いて(歌声はもちろんトークもなめらかなのさすがだなと感じたり)といった具合に過ごしていよいよ開演時間に。これまで幾度もこうした時間は過ごしてきた筈なのに、なぜか緊張。
・照明が落ち、歓声と一斉にサイリウムが点る中、娘。メンバー登場。ひよことオトナひよことニワトリなりかけな一同。ミッツィーさんも、ガキさんも、シゲさん田中さんも、9期も10期もみんな笑顔で、その表情目にして一気に胸がほわっとすると共にすっと落ち着いた。
・オープニングが終わってメンバーの挨拶、まず光井さんから、先日の発表について改めて語られる。ここでは中野ラストということもあってか、かなりのメンバーが涙拭ったりしてた。
・「複雑な思いをされる方もいると思いますが」光井さんのせいじゃないし、そこまで責任感じずとも。。と思いつつも、そこに触れずにはいられないんだろうな、それこそ“気ぃ遣い”の光井さんの在り方なのかと切なくなる。
・↑のあたりの事については道重さんもポケモー日記で触れていて、うさちゃんピースの裏に秘めたる人の気持ちを慮る力に唸らされた。こういう面をはじめまとめ役として道重さん力量あると思うけど、でも以前くっすみさんのお目付け役、もとい世話係になってまゆ毛抜いちゃうよな状態になった繊細さもあるとなると、それも大変だろうか、とも。
・話を戻して、ここで「明日は佐藤の13歳の誕生日ですー!」ということで会場みんなでハッピーバースデーを歌うことに。喜び&照れまくりな佐藤ちゃん。田中さんやフクちゃんさんに抱き付いてました。あんな風にてらい無く近づいてきたらそりゃ可愛くてたまらないだろうなーヤンキーな田中さんでも(違)。
・アルバム曲コーナー、『乙女のタイミング』明るく軽やかな曲調、ハッピーな歌詞が何だかより沁みる。あとズッキさんの歌唱について、この曲でみせるようなオチャメさという感じのカワイさと、後のステージ、例えば『OK YEAH!』といった曲での凛々しさや迫力という印象の異なる要素を出せるのって強みだなと改めて感じたりも。
・『シルバーの腕時計』、ガキさん卒業でもう聴けなくなるのか、でも光井さんがいるから、と思っていたけど…。2人のラップ場面、心に刻み付けておきたい。もう何度も書きすぎてスミマセン状態っすけど、ホントガキさんミッツィーさんの佇まいや雰囲気が格好いい、気だるげでちょっとワルい男、みたいな挙作がもーたまらんて感じで、これもう本当フルサイズでやって欲しいよ。
・リーダーと10期のセンパイに関するクイズコーナーはその田中さんが飯窪さんについて思ってること(だったかな?)がテーマ。テーマが発表された際、だーいしさんや佐藤ちゃんによかったねぇ、みたく頭ぽふぽふされてるくどぅーさん。
・で、お題の本人及び憧れの人に関する問題ってことで挙手を促されて勢いよくあげるかと思いきや、戸惑いがちな飯窪さんくどぅーさんと、反対にハイハイハーイ!と元気いっぱいな石田さん佐藤ちゃん。
・最終的な回答は“ヘン顔がキモい”と“佐藤優樹のボケに付き合ってあげる”(←ウロ覚え)だったんですが、前者について振られるやいなや自ら3、2、1、ハイ!と実践してみせる飯窪さんスゴイ。
・クイズコーナーを受けての『好きな先輩』、そしてそこから9期4人のステージに至る流れ、何だか今日は一味違って見えた。他の曲やコーナーでもだけど、中間管理職としてとても大きな存在でありガキさん卒業後は更にその役割が求められることになったであろう光井さんがいなくなってしまう事を何よりも重く受け止めているであろう9期の譜久村さん、生田さん、鞘師さん、鈴木さんの意志を込めた眼差しの強さにはっとさせられたというか。
・フクちゃんさんのパフォーマンスさり気にクオリティ高いっすよね。
・生田さんは髪を切ってから実は外見上は格好よい系ではないかと一瞬思うんだけど会長としての発言をはじめとした一連の大胆行動でああ、いや、うん、オモロいっすね、という系(?)としてくくりがちになるという。
・ミツイ・マングローブさんが仕切りな9期10期対決コーナー、9期は鞘師さんとズッキさん、10期はだーいしさんと佐藤ちゃんというペア。9期の決意表明はコント仕立てで同学年ペアの息の合いっぷりが見事。10期は掛け声のタイミングでちょい会場戸惑ったけどこちらも和む感じがいいなと。
・恒例のエエーに対して「そんなキミらが好きだぞ?」と萌え系セリフかましてくるマングローブさん。あの、客席のみならず9期の一方の後輩もメロメロになってるぽいですが。
・で、いざ対決として、まずはじめにミツイさんが挑戦するメンバーを決め、続いてお題の“ウインク”と述べた途端「すいません、選手交代!」と挙手するズッキさん。会場からえーという声があがるも、ごめんなー、お題言ってから誰がやるか決めればよかったな、的にミッツィーさんおっしゃってたんであれっすか、ヤッシーさんはウインク苦手とかあるんでしたっけ。(疎くてスミマセン)
・とにかくパッと行動早く交代したズッキさん、センパイの掛け声のもと、見事にウインク決めてました。こういう時の度胸、さすがだなと。
・しかし、次のテーマは“てへぺろ”。ある意味ウインクよりハードル高いような…案の定「私そういうキャラじゃないんです」と逃げ腰になる鞘師さん。しかし覚悟決めて、ミツイさんのお叱りの言葉のフリに合わせて“てへぺろ”実践、ステージ上と客席がハァ〜ンな状態に。恥ずかしさのあまり同期の相方の元に駆け戻って抱きつき、その勢いでマイクに頭ぶつけてしまって大丈夫?とズッキさんに頭なでられる鞘師さん。
・石田さんも佐藤ちゃんもいいキャラ出してたんで勝負はどうなるか、という思案の一瞬の隙を突いて「光井さんもやってくださいよ!」とリクエストするズッキさん。ナイス提案、とばかりにのっかる一同に何言ってくれてんの!みたく身を引くミッツィーさんですが、最終的にはもちろん関西人テイスト満載でやってくれることに。ただしそのためにはきっかけとしてのお叱りの言葉が必要、てことでやりたーい!と手を挙げる後輩4人。ジャンケンで決めることになってだーいしさんが勝ち、いざミッツィーさんを叱、ろうとするもちょっとタイミングをずらしてしまい、遣りづらいわ!とミッツィーさんが惑う様子を見てすかさずズッキさんが「光井さん、何やってるんですか!」みたくピンチヒッターを務め見事ミッツィーさんの“てへぺろ”披露がなされたのでした。ここら辺のタイミングのつかみ方もやるな、て感じっすねズッキさん。バラエティいけると思うほんと。
・そんな風にデキるヤツっぷりを見せ付けてたもののミッツィーさんが技を披露した瞬間にポワ〜ンとなっちゃうズッキさん。そこがまたグッド。
・そんな具合で司会まで含めてパフォーマンス披露した結果、マングローブさんが選んだのは光井さん自身だったのでした。9期と10期の対決ですよー!と10期からまっとうな意見が飛ぶ中、何故かいえーい!と喜んじゃってる9期。ほんと慕われてますね、ミッツィーセンパイ。ステキだ。
・6期フリートークでは、お題の「最高!」について、シゲさんがお姉ちゃんとTVの実況(!)をするのがちょー楽しい!と述べてたのが印象的でした。何が楽しいと?と不思議げな田中さんに好きなものとかが現れた時「キター!」とか、その瞬間最高に楽しい、みたく熱く述べるシゲさん。うん、完全にもう、そっち系の板(板?)とかにいけそうですねシゲさんもお姉さんも…っていやいやいや。
・で、話は流れて田中さんとも全然共通点ないけど互いのブログとか読むと同じタイミングで同じようなことあったりして盛り上がる、というところでまず自分のブログを読んでくれてるのが嬉しい、という田中さん「だってれいなさゆのブログ読んどらんもん」(ウロ覚え)とあっけらかんとした発言にシゲさん&会場が沸いたところでタイミングよく終了の鐘が。うーむ田中さん、色んな意味でさすがだー。
・さすがと言えば、シゲさん田中さんのステージもやっぱし見事ですやね。着実さと勢いを兼ね備えていて、客席を一気に引寄せる。
・アンコール、配付されたパステルブルーのサイリウムが一斉に点灯、会場にまぁちゃんコールが巻き起こる。こういう時の場内スタッフさんの即座な対応というかちゃんと企画を活かして乗っかってくれるという姿勢もいいよなと思ってます。
・そして、メンバーが登場。佐藤ちゃん明らかに胸いっぱいな様子。でも『恋愛ハンター』が流れるとすっと真剣な表情に戻る。
・で、ラストMC。「沢山の、(ちょっと間をおいて)まぁちゃんコールありがとうございました!」というリーダーと、もう一気に笑顔かつ感無量な感じな佐藤ちゃん。ずっと口を覆い、度々目元を拭っていた彼女、しかし一人ひとりの挨拶で順番は初っ端ということで精一杯喜びを語る。「12歳最後の日」でしたっけ?あいかわらず表現がちょっと面白い。
・自分なりの言葉で気持ちを話した後、会場の皆さんとコンタクトを…と言いかけて周囲が一斉にツッコミ。

新垣:“アイ”!“アイ”!目を忘れてるから!

・話し終えた佐藤ちゃんの腰を抱いて軽く叩いてあげてるくどぅーさん。肩にもたれる佐藤ちゃん。
・そしてここから、同期の飯窪さんにくどぅーさん、だーいしさんと親心を感じてるようなコメント相次ぐ。生田さんも(こちらはお馴染みのガキさんトークもあり)、フクちゃんさんも(こちらは9・10期対決での“てへぺろ”が可愛くて、私ももっと可愛くなりたい〜という言葉も含む)感極まった感じで涙してる中、鞘師さんあたりから雲行きが怪しく。どんな流れかというと、あからさまな泣きマネ→会場突っ込み→それをいなしつつ、佐藤ちゃんの楽屋での様子や袖のリアクション暴露、でもちゃんと心こもったまっとうなコメントもありという具合で。
・ここで明かされた佐藤ちゃんネタは、まぁちゃんコールについて“ウソでしょ、ウソでしょ”と言っててウソじゃないよ、よく聞いてごらんと促されたり、「うれピー!」と連呼したり、パンツ一丁でイェーイ!言ってたりというもの。やーどれもすごい想像できる…て最後のはしちゃダメー!
・シゲさんが、導入部分でウエェーン!と絵に描いたような泣きっぷりで笑わせつつ、きちんとミッツィーさんのことについても触れ、でも娘。の素晴らしさについてもさっときっちりまとめ、ラストは沸かせるコメントを述べててうおー頼もしいと。
・そしてガキさん、ある意味貫禄さえ感じさせる雰囲気の中から、「…ウエェエ〜ン!」やるんかい!
・そしてすかさず泣き声に反応して抱きつきにくる応援する会会長と引き剥がしにくる同期鞘師さん。「離れなさい!」(新垣)
・でもそんなんありつつその後はやはりリーダーらしくきっぱり締めてました(ちなみに上記のまぁちゃんネタのうちパンツについて持ち出したのはリーダー)。
・そして『涙ッチ』。やっぱホント、ガキさん、そして思いがけなく遣る瀬無いことであるけど光井さんを送ることになってしまった今回のツアー、セットリストラストがこの曲なのは個人的にこれぞ、という風に思う。歌う間のそこここでメンバー同士が笑顔を向け合い拳を掲げ肩を抱きアイーンをし(←ガキさん&田中さん。これはその時ごとに変わるけど)、とにかく力強く、どんなに厳しかったり寂しかったり辛いような出来事があってもこの年代ならではのしなやかさで乗り越える、そういう娘。という存在を表しているのがこの曲だと思うから。や、もちろん曲自体が好みってのも大きいんですけど!
・一番サビ終わりの感想で抱き合う中1同学年コンビ。
・中2同学年コンビも共に肩組んで力強い笑顔みせてた。
・ズッキさんの肩にあたまもたせかける佐藤ちゃんとその頭ぽんぽんてしてあげてるズッキさん。
・カメラに気付いた鞘師さんが横にいた佐藤ちゃんを引寄せて気付かせて2人で笑顔でモニターに向かってる様子に、1歳違い(そして明日からはしばらく同い年)と言えどもちゃんと先輩・後輩してるな、と頼もしく感じる。
・MCではビシッと「離れなさい!」言ってるけど曲間ですごい優しい表情で泣きそうな生田さんの肩抱いてるリーダー。
・そしてアンコール曲も終わり、手を振りつつ袖に去っていくメンバー。その中に続こうとしてひょいと引き戻され、リーダーと共に、あの“楽しかった人ー!!”をコールして、そして客席に応えるように促されて一人残った佐藤ちゃん。口元を押さえたりしばし感嘆の声しか出せないような状態が続くなか、ようやく喜びと感謝の言葉をいっしょけんめいに述べる。その様子がなんかほんともう微笑ましいっつーかなんつーか。会場全体がマサキワールドに包まれた中で、ありがとうございました!とずっとこちら向いて手を振りつつ退場していく彼女に拍手がやまなかったのでした。
という具合だった今回の公演。本当に衝撃としかいいようのない発表があった後だったと思えないほど、いやある意味それを受けて奮起し高めたいという意志が働いたのかもしれないけれど、とにかくとても楽しく、充実した内容のコンサートだったと思います。
メンバーのブログや休日中でも更新されるポケモー日記の記述、スタッフさんのツイッターなど、一昔前に比べればこちら側が受け取れる情報はぐんと増えている筈で、だけども今回はこのタイミングでメンバー達が実際にステージ上にて笑顔で力強くパフォーマンスし、トークコーナーで跳ね回ったり笑いあったりする姿を目にすることが出来てよかった。そしてそういう風に今のメンバーの様子やコンサート会場の雰囲気を観てとれ味わえた者として、モーニング娘。という存在の確かさ、楽しさ、強さを少しでも伝えられたらと思った。やーもうほんともっとちゃんとしたレポ書いてるサイトさんとかついったまとめさんとかあると思うんで詳しくはそちら読んでいただければ思いますが、マジ楽しかったのは確かです。
これからの大阪公演、そしてラストの武道館に至るまで、増して行く彼女達の輝きを心に残していきたいと強く思います。