演劇女子部『リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~』in 新宿 スペース・ゼロ(11/15)

観てきました~以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・初演観てたんで懐かしい場面もありつつ、進め方とか適度にリニューアルされてて観やすい。
ちなみに初演時の感想はこちらです。くどぅーさんとか三好さんとか仙石さんとか森さきさんとか懐かしい。

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・小林ちゃん、成程ああいう役回りか!BGM担当としてピアノの腕前存分に活かしつつ、尊敬する音楽家についてのアツイ語りやちょっとトボけた風情など印象的でよかったです。
・印象的と言えば清野ちゃん、中途で披露されたワザ、アリスの時に引き続き度胸満点でサスガ!と思った。少年ぽいキャラもお似合い。
・ニシさん、落ち着いた佇まいが物語を創る者としてのキャラクターにはまってるなぁ。
・広瀬ちゃん、威厳みせつつもオーディション参加者や部下達にイジられたり、ちょとジタバタする場面もあったりと適度なおチャメさ併せ持った閻魔様いい感じでした。歌唱のソロパートもあってこれまた良かった!
・縁があるキャラ同士が組んで歌う場面あるんですが、岡村ちゃんと小林ちゃんがハモる曲、聴き応えあったなぁ。小林ちゃんの下パート、合唱でアルト担当してたのが分かる感じの合わせ具合で聴き心地よかった。岡村ちゃんの歌声も張りあっていいなぁ。
クレオパトラ楊貴妃小野小町、それぞれわださこさん・一岡ちゃん・島倉ちゃんのちょっとずつ方向が異なるふんわり感色っぽさが3人でいる事で増幅されてる感じ。
・れいれいさんジャンヌとはまちゃんベベは、こぶし前舞台のニンジャガールズでもしっくりくる事は証明済みと言えますが、今回はまた役柄的に突き放してたれいれいさんがはまちゃん演じるベベを包み込んでから愛を込めて送り出す流れがまた沁みるなぁと。あどけない無邪気なキャラクターがほんとはまちゃん似合うしれいれいさん秘めた過去を持ち強くあろうとする女性の役柄はまってる。
ただ普段のこぶしの様子みてると、いつか役回り逆転させたお2方のコンビネーション(大佐的なすっくと立つはまちゃんと妹的にほんわりしつついざという時シャキッとするれいれいさん)も舞台という場でもみてみたいななんて思ったりもします。でも今回の舞台での役柄もほんとよかったですよ!
・平井ちゃん、成程、思考の表現の仕方がさすが。
コウノトリのお2人、江口ちゃん読み上げ上手いな、里吉ちゃんアリスの時に続いて愛嬌ありつつ忠誠心持つ側近的な役柄しっくりくる。
・ナポレオンとマリー・アントワネット、こぶしの面々がお2人の組合せについて触れてたの頷ける。てかそっか、確かに眼鏡の男の子ペアだ!
・みなみなさん徹するなぁ!明智役高瀬ちゃん、こういうキャラクターでの長いお芝居観たい~!そして殺陣や舌戦やその後の和解等、お2人のコンビネーション公演2日目でもおぉ~と思ったので今後更に進化してくのかと思うとこの舞台での楽しみな注目所の一つだなと感じました。
・審査を通過した魂達は舞台上部で待機しつつやり取りしながらオーディション模様を眺めてるんですが、彼ら彼女らの姿も見どころの一つで。特に高瀬ちゃんの待機姿いいなと思いました。
・歌唱シーンがそこここにあって、こぶしとBEYOOOOONDSメンバーのユニゾンだったりハモリだったりもきっちり合ってて。更に稽古場から共に過ごし物語を築き上げてきた事から培われたのだろう関係性の深まり具合が客席にも伝わるようで、そこら辺もハロプロの演劇で異なるグループ同士が共演する醍醐味だよなぁと改めて感じたりも。今回の場合両方とも特に好きなグループなので、相乗効果あって観たくなる度合高まりました。
という具合で、一人ひとりの見せ場も個性も一体となる結束力も感じられたこちらの作品、あと数度の鑑賞機会で更に磨き上げられる彼女達の魅力ある姿を見、歌声を聴き、物語を構築する光景に触れるのが楽しみです。
追記:上演後、他公演のチケット購入によるお渡し会参加しまして、この日ははまちゃんわださこさん小林ちゃんのお3方、3人でチケット持って手渡してくれました。スタッフさんにお金支払ってからの流れでややこちらはアタフタしてしまったのですが、何とか舞台とても良かったです、(購入したチケットで)明日も来ます、とお伝えしました。お3方とも綺麗&可愛かった~。