Music Garden〜春うらら〜

行ってきました。同じ事務所のアーティストによるステージということで、客層も結構聴きこんでるという雰囲気の方が多かったように感じた。基本的に披露するのは持ち歌3曲というシンプルな構成、出演陣は音楽の形態も曲調もそれぞれ異なるものの皆さん技量ある方揃いで、特に最初にステージ登場したタイナカ サチさんという方は低音・高音共にすんなりと伸びる声を会場に響かせてました。寡聞にして知らないミュージシャンがほとんどの中、やぐちひとりにて劇団ひとりもといヤンキー春樹が一推ししてたTIAさんがトリを務めてて番組でちょっと事前に歌声聴いたことあるってだけで何かしら全く知らない訳じゃないということでパフォーマンス感じる気持ちに余裕が生まれるもんなんだなーなんてことを考えたり。時折天然系入りつつも柔らかい空気でステージを進行している様子に和やかさ感じました。ラストはTIAさんが出演者一同を舞台に呼び込み、また同様のイベントを行いたい等の話をした後、全員でタイミング合わせてマイク通さずに「ありがとうございました！」と客席に一礼して終了。
それで、本日目当てだったユンナさんのステージなんですが、期待以上の内容でした。曲目は『ほうき星』と『思い出にできない』、そして新曲の『手をつないで』。前2曲はピアノで、新曲はマイクスタンドで歌ってたんですがどちらもカッコよかった。ピアノ曲の方はCDとは違ったアレンジが施されてて（アドリブもあるのか？）、力強くそれでいて伸びやかな歌声と鍵盤から生み出される音の流れが描き出す音楽はまさにライブにふさわしい魅力に満ちていました。どちらも現時点の通勤用MD曲集入ってる位いいなと思ってる曲なんでここで聴けて嬉しかった。続いての新曲は、アニメ見れてなくて今回初聴きだったんすけどやーこれは事前に知ってなくてよかったかも。マイクスタンド前にして前の曲からガラリと空気変わって重低音な前奏、タイトルからしててっきりハートフル系かと思ってたのが全く違ってこれまた好みど真ん中な曲調で。話飛びますが帰宅してついさっきこの曲が起用されてるアニメ『獣王星』見たらえらいエンディングの映像とはまってるのね。なるほどー確かにこれはティズ（登場人物の1人）の曲だわ（←原作読んだことあったりする）。とにかく入りのメロディからサビへの流れもいいし間奏部分もかっこよくて、こりゃリリースが楽しみーと思ったらユンナから発売日の告知が。わ、6月7日なのか…。リリース日は他のグループの関係で個人的にはちょっと複雑な気持ちになりそうだなーと思いつつもこの曲がCDとして聴けるのは待ち遠しい、てことでビミョーな胸中のまま今日はもう寝ます。とにかく色々な歌い手さん達の歌世界と優れた技量とに触れることが出来て有意義な時間すごせたライブでした。
追記１：衣装の一部が外れかけてて両面テープで止めて登場したユンナ。結局気になるからってことで2曲目終了後に自ら取っちゃってました。大胆。
追記２：持ち歌3曲を歌い終えてありがとうございました、と言って幾度もお辞儀しながらはけてゆくユンナ。ひょこひょこした動きにほのぼの。
やっぱいいなあ、歌声も雰囲気も。ソロのライブやることあったらぜひ行きたいとの思いを新たにしたよ。