リボンの騎士 ザ・ミュージカル(8/26昼・夜)

個人的にはこれで見納め。以下思ったこととか(ネタばれ念のため注意)
○昼公演
・昼の座席はちょうど通路の後方で見晴らしが良い場所。ステージ全体の動きが把握出来てなかなかいい感じで。
・近くに関係者の関係者?な人達がいて藤本さんと吉澤さんが桁違いにすごいとほめてた。やっぱそこに注目するよな。
・上の方々、「楽屋すごいヒマらしいよ」とも言ってて、それなら久住さんとか学校の宿題やってたりすんのかなとかちょっと想像。
・淑女の面々がそれぞれ個性出してるんだな、ということに今更ながら気づく。全員での踊りの場面でも手先の表現とか一人ひとり違って面白い。
・フランツ王子に追い込みかけに退場していく淑女達のシーン、岡田さんえらい跳ねてますね。
・剣の試合の場面、更に説明がわかりやすくなってた。
○夜公演
・夜は昼より更に後方の席。周囲が一般層?なのがある意味新鮮。一幕終わった後で通路通ってくカップルのヒトとかから「すげぇな」とか聞こえてくると何となく嬉しくなってくるのはファン心理の一種なんだろうか。
・剣の試合で淑女達のアドリブが増加してる感じ。剣士の品定めとかカンチョーのマネとか(亀井さんシゲさん何してるんだ)
・大臣の高笑い度も先日観た時よか更に増加。王冠奪う場面とか、すごい吉澤さんノッてる。
・悪役に入り込んでると言えば魔女ヘケートは何回見ても圧倒される。サファイアと対峙する場面、魂を愛を手に入れることを語る時の夢みるような表情と自らの求めるものを2つ持つ人間に向ける冷たい眼差しと、それはまるで動物の赤ちゃんを前にした時とキャラクター全開の司会者の寒めなギャグ耳にした時のような豹変具合で(←どういう例示だ)。
・王子ちょこまかしてて可愛いよなー。
・牢番ピエールとフランツ王子、キャスト交代分を観ての認識としては、一番バランス取れてるのはピエール=石川さん、フランツ=松浦さんで、個人的に馴染むなと思うのは三好さん、石川さんバージョンという感じでした。上手く言い表せないけども要はどちらも持ち味出してて良かったってことです。辻さんピエールはキャラクターがはまってました。安倍さんバージョン観れなかったのが心残り。
・上では触れてないですが勿論毎回家臣ナイロンについては大臣との掛け合いとかナチュラルな子分っぷりとか王子とのジャレ合いとか剣の試合で細工された剣を躊躇いながら渡す所とか玉座の剣の刺さった後を不安げに確認する所とかリボンの騎士の剣先におびえる辺りとか淑女とのやり取りとか要所々々での常識人さとかそれでも最後は忠実な臣下としての立場を全うするところとかをニヤけたり和んだり手に汗握ったり(単独で重要なセリフ言う所とか)しながらかなりのロックオン状態で観てた訳でありまして、今日の舞台で娘。である小川麻琴という存在を観るのは最後だということ、彼女の演技や歌に直接触れることもしばらくお預けになるだろう(あくまでも“しばらく”と信じてます)という現実は認識してるものの今でも実感は湧かないままです。多分、明日の千秋楽での挨拶やハロモニ。卒業SPを見てもすぐには認識しきれないんじゃないかと思う。
本日観たのも合わせて計7回、かなりの時間を新宿コマ劇場で過ごした8月。娘。に美勇伝、松浦さんに辻さんといったハロプロメンバーの歌や演技に魅せられ、物語に入り込んでいたこの夏はとても充実していたと思います。何度も観たいと思えるステージ、出演メンバーの個性や持ち味を上手く織り込んだ物語や構成、今回の『リボンの騎士 ザ・ミュージカル』という作品に彼女達が出演し、事前の予想以上に存在感を表す姿をこの目に出来たことに感謝しています。
明日の千秋楽、出演者・観客ともに至上の空間となることを祈念して。