いいはなシーサー(10/11深夜)

“ココロを癒しリセットするための番組”と銘打たれたこの番組、始まってまだ2回目ということで、司会のBEGIN栄昇さん・相田翔子さんも「どうやっていいのか、どう話していいのか…」と顔見合わせてるような雰囲気の中、ゲストとしてやってきたのは北野誠さんとソニン。普通に見るとMCとゲストが逆転してるような組み合わせはどこかで見たことあるなと思ったら、あーそうだ往年のパパパパパフィーっぽいのかもしれない、なんてこと考えてましたがそれはともかくとして、進行模様や内容としては、相田さんが「この雰囲気に馴染めますか?」とどちらかと言えばアグレッシブ派なゲスト2人を気遣ったり、そうかと思えば「私達こんな感じなので…何か進行してください」とおっとりした口ぶりで司会の立場を移譲しようとしたり、番組中で紹介される“いい話”に皆がじんわりしてる中で栄昇さんが披露する話はほのぼのしながらも少しオモシロ方向に入ってたりと、癒しというかノンビリフワフワした空気に満たされてる感じでした。そんな中ソニンは、基本番組の雰囲気に溶け込みながらも北野誠さんが披露した“恋人坂”(通学路の中でも主に恋人同士が通る、少し遠回りな坂道ルート)の話題では隙を逃さずパッとのっかる素早さを見せててさすがでした。以下北野さんとの会話模様

ソニン「あたし神戸にもそういうのあったんですよ」
北野「あー、神戸坂多いね」
ソニン「海が見えるー…」
北野「あ、エラい×4、いいねぇ〜」
ソニン「(手を打ち合わせて)そこは、恋人しか通っちゃいけないんですよ」
北野「そうそう、ウチもそやった」
ソニン「すっごく憧れてたんですよ」
北野「憧れてた×2」
ソニン「一回も通らなかったんですよアタシ!!」

この会話中、司会のお2人の声はほぼ入らなかったんですが多分ニコニコとゲストのやり取り見守ってたんじゃないかなーって…、てまあそんな時間を経てゲスト2人の“いいはなし”も紹介され、ソニンは5年間かけるタイプの秘密の日記帳と去年行った韓国でのレコーディングのエピソードを語ってました。言葉で行き詰ってレコーディングも中々上手く進まず、ようやく全て終わった後の食事の場で関わったスタッフからの心にしみる言葉を口にしながら少し涙ぐんだように見えたソニン、ただしすぐ手にした日記帳を前に、「これは誰にも見せられないほど赤裸々に書いてある」「もう“ソニン博物館”にも置けない位」とキッパリ言ってみせててさすがガツドルモードへのチェンジもスピーディ!とか思いました。
ということで、途中“sonin”の表記という「ちょっとちょっと!sonimっす!」とツッコミ箇所あった以外は思った以上にソニン力(?)が発揮されてて面白く見れた放送でした。相田さんのふんわり感と栄昇さんの和みキャラが相乗効果生み出してるというか。今後ゲストとしてオーソドックスな芸人コンビとか来たらツッコミの人が孤軍奮闘して楽しいかも。