愛のエプロン(3/5)

前半の“激辛女王決定戦”では順当にしずちゃん小倉優子さんに勝って王座の防衛に成功。ゆうこりんがギブアップした激辛の麺も完食してみせ、感心されてました。
そして後半では注目の『女子アナ料理女王決定戦』。出演したのは島本真衣アナ、大木優紀アナ、前田有紀アナ、矢島悠子アナ、そして番組MCでもある武内絵美アナの5人と、現役アナウンサーに対抗意識を燃やす麻木久仁子さんと青木さやかさん。とりあえず各アナウンサーの得点、注目の発言やシーン、ゲストの反応等を挙げてみます。
メニューは前半の4人(島本、大木、前田、麻木)が酢豚、後半3人(矢島、武内、青木)がブリ大根。
・島本アナ:17点。「今幾つ?」「今24歳です」「いいんでないの?」なんて会話を志村けんさんと繰り広げてたものの、いざ実際に料理を食べると醤油ベースの濃すぎな味付け及びベーキングパウダーの威力に「24歳でもダメだよ(志村)」「オレ豚肉食ってニガイの生まれて初めてだ(怒)(大竹)」などの反応を引き出し、たまたまドラマの番宣するがためにゲストとして試食するハメになった原沙知絵さんもあまりの味に思わず「ハハハハハ!」と笑いが止まらず、しまいには涙目になってしまったことに対して「自然の摂理で…」と一言。そしてリーダーの「テレ朝社員の先輩の皆さんが誰もフォローしないですね」というコトバに「私すごい島本見て勇気が湧いてきました!」という前田アナ。うわーフォローしてねぇ〜!
・大木アナ:73点。「大丈夫ですね」「食べられない事はないですね」という志村さんの評価?もあったものの大竹まことさんの「何か2つ3つ完璧に欠けてる!」という台詞をはじめ微妙なコメントが続く中、「武内アナウンサー、微妙なリアクションなんですけど…」という城島リーダーの振りに「ねぇ〜、一番いけないパターンですよねぇ」と苦言を呈するタケウッティ。継いで
城島「前田アナウンサー、どうなんです?リアクションおかしいですけど」
前田「(しょげた顔で)怖いなぁと思って、こう、大木の料理っていつも美味しいのに、それでこんなになんかフツーみたいな感じ(の評価)でー、もう…」
青木「今泣いてんの!?」
前田「もう(料理)出さないで帰りたいです…!」
・前田アナ:15点。キャッチコピーからして“テレ朝の核弾頭”とか言われてる前田アナ。大木さんの料理の反応にあんなに怯えてたのにご自身の作に「ちょっとクサイかも…!(原)」「畑のニオイする」「グッタリしますねこれ食べたあと(よゐこ濱口)」と元気を吸い取られているゲストの言葉には「ホントスミマセン」言いながらも例のロンドンハーツで「ヘラヘラしてんじゃねぇ!」と突っ込まれてる時のような笑顔だったりするのがすごいというかさすがというか。そしてそんな彼女の犠牲というか巻き添え喰らったのが…

城島「じゃあ、武内アナウンサー、先輩でしょう?(皿運んでくる)」
武内「イィエエ〜…ホントに!?ていうか何で私責任取んなきゃいけないんですか?!」

で、仕方なく後輩の料理を口に運ぶ武内アナ。

武内「じゃあちょっとお肉いただきます…(口にして)あぁ〜(←口締められず)」「変なニオ…アァッア゛〜!!」

そんな先輩の様子を見てなおも笑っちゃってる前田アナを思わずどつく志村けんさん。

前田「(まだ笑いつつ武内さんに)申し訳ありません」
武内「信じられない」
前田「(反応が)おかしくって…」

そんな前田アナを一番すげぇと思ったのは、↑のような状態でそれでも皆口にした分は食べきった自らの料理を食べたら自分自身はギブアップしてしまったという所でしょうか。そりゃリーダーも「何だテレ朝のアナウンサー!!」とキレるだろうし「どうなってんの」と聞かれた武内さんも「ホントに根性ないんですね…」言ってしまうよな。しかもその上で点数発表の際「勝ちたい!」てポーズ取ってしまうのだから、つくづく大した根性な方というか。それでいながら前述のような同期の大木アナの料理への感想で素で美味しいとか無意識で評価する部分みせたりと、何ていうかナチュラルなとこが大物な人だよなと思いました。
・矢島アナ:22点。何の根拠もないけどもっと高得点取られる方かなと思ってたのでちょい意外というか。まあ初っ端からブリとサワラ間違えた上に内臓と骨つけたまま調理進めてしまってはいましたけども。
ここまでで全ての後輩アナの結果受けた武内アナ「こんなに皆ヒドイと思わなかったですね〜…」といいながらも「失敗したら言えないんですよ」との言葉に「しかも皆よりだいぶ先輩ですしね、私ねぇ〜…ちょっとこの辺で口は閉めときます」と気を引き締めにかかる。
・そしてついに来た武内アナウンサーの出番。愛エプMC9年目としてブリの捌き方も堂に入ったもの。食材の下ごしらえも調理の進め具合も文句なし…だったのに、ここに来て前からの弱点である薄味のクセが出てしまい、「食べれますけどなんか、パンチがないですね(志村)」と言われ思わず「あのこれ、お皿持っていただいて、こうスープ飲んでいただけると、丁度になるように作ったんですけど」とキャリアのなせるワザで言葉巧み?に繋いでみるもすかさず大竹まことさんに「普通ブリ大根のスープ飲まないでしょ?」と突っ込まれることに。その後も「マズくはないんですけど…」というようなコメントが相次ぐ中、城島リーダーにも「これは一番やっちゃいけない…」とダメ出しされ「真剣につくったんですよ、リーダー!!」とふくれっ面になったりしてました。やーこういうやり取り懐かしくてグーですねぇ。
・思わぬ先輩のコケっぷりに「もしかしたら私、武内さん越えがあるんじゃないかなって」と期待する大木アナに、武内アナが担当する番組(報道ステーションスポーツコーナーと愛エプ)示して「どれがいい?」とか聞いたりするリーダー。そして「“交代”みたいな感じですか?」とスネ気味に言ってみる武内アナと、挙手して「リーダー!あたし、もし勝ったら報道ステーション欲しいっす!」と入ってくる青木さん。

武内「(無言で青木さんの手を引き降ろしにかかる)」
青木「(抵抗しながら)“もし”勝ったら!自信あるんでしょ!」
武内「ダメです!!」

・で、試食した麻木さんに「フーンて感じ」「もっと上がってきてくれないとー」とか言われてしまってる中、

リーダー「何で前田アナウンサー笑ってたの?」
前田「いや何か、武内さんがー、武内さんが怒られてるのってあんまり見たことないのでちょっとおかしくって…(笑)」
武内「だからって笑うことないじゃーん(怒)」

・結果はけっきょく63点。続いての青木さんに「あたしとりあえず武内さんを下してですねー、あのー報道ステーションのスポーツ担当をいただこうと思ってます」とか言われてしまう。
・ラストにおける武内アナの敗北の言と大木アナの大胆発言。

武内「いやーちょっと、不甲斐ないですね私ねー。何て言っていいかわからない、ほんとに。リアルに落ち込んでます」
大木「でもやっぱり、一旦お嫁にいかないとダメなんだなっていうのちょっと思いました。(麻木さん指して)“一旦”お嫁にいってらっしゃるじゃないですか」
麻木「一旦!?一旦てどういうことよ!普通に『お嫁にいかなきゃ』でいいじゃないのよ!」

ということで、テレ朝の女子アナ軍団の(ある意味の)すごさみたいのが発揮され(てしまっ)た今回。対する麻木さんや青木さんが至極まっとうな出来であるのが更に比較効果を上げているといいますか。他の皆さんはともかく、個人的には武内アナウンサーにはおそらく季節番組化前の最後の(しかも青木さんとの)対決だったと思われるので惜しいなーと思いますがその一方で青木さんとのバトルモードとか後輩アナウンサーに言いたい放題されて苦笑したりムッとしたりしかめっ面だったりする姿、そしてリーダーとの息のあったやり取りが見られたのはかなりの収穫でありました。しっかし他のテレ朝アナウンサーって誰が上手いんだろ。バーのママ風な野村真季アナとか今や表番長である下平さやかアナとか?堂アナは確か以前黒こげシュークリームを作成してしまってたけどその後実リキあがったんだろうか。今後また機会つくって女子アナ軍団登場して欲しいっすね。あと武内アナと青木さんの対戦カードについては季節番組となった中でも続けていってもらいたいです。