『ハード・リベンジ、ミリー』&『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』舞台挨拶 in 渋谷Q−AXシネマ (8/9)

行ってきました。以下断片的感想(本編のネタばれはあんましないですが念のため注意で)
・20時過ぎに会場着。開始時間の10分前に入場開始てことで少し待つ。
・中に入ると思ったよかマスコミ関係の姿が多かった。
・上映前に挨拶てことで司会の方が諸注意した後、2作品の出演者と監督を呼び込み。向かって左から水野美紀さん、虎牙光揮さん、紗綾さん、辻本貴則監督(以上『ハード・リベンジ、ミリー』)、そして清水由紀さん、中村静香さん、金子 功監督(以上『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』)。
・まず水野さんから一人ずつ挨拶。喋る前にかけられた「水野っ!」の声に真顔で「…歌舞伎的な、ね」と返してみる水野さん。
・事前の作品紹介やチラシ見ただけでかなりの血飛沫系ハード描写っぽいのに「これはコメディです」と断言する水野さん。一瞬「えー!?」な表情するものの肯定する虎牙さん・辻本監督。
・虎牙さんは作品中では怖いというかヒドい奴な役でしたが実際は優しい人とのことで、実際に挨拶時にも「サイヤ人です」みたく言ってみるオチャメな方でした。ただし髪は金髪で格好はテキヤの兄ちゃんみたいでしたけども(作品内容に合わせてきたらしい)。
・紗綾さんは浴衣で登場。いかにも楚々として可愛らしい風情だったので後で観た作品中の姿とのギャップがすごかった。
・そんな彼女はキャスト中ただ一人「本日は暑い中来てくださってありがとうございます」的な挨拶してて、監督から「紗綾さんだけがまともに挨拶してる」とホメられてました(そしてその言葉に心外な表情する水野さん)
・辻本監督によると水野さんはそうとうアクションにかけてる感じだったらしい。確かに壇上での雰囲気からして普段テレビや他の映画での印象と違うものがあった。かっこよさ数割増しみたいな。
・つかサスケや旧Q様で活躍してた水野裕子さんといい、“水野”さんて方は体動かす系に長けてるんだろうか。いや偶然でしょうけども。だって水野美紀さんも多分上記の番組でもかなりのレベル到達出来るんじゃないか。
・紗綾さんは年齢の関係で9時で先に途中退場。もう一度挨拶をして去ろうとする彼女に監督から「宣伝とかしなくていいの?写真集出したんでしょ?」と促され慌ててPRしてました。
・色々エピソード語った後(覚えきれてないのが残念)、続きはDVDで、みたいな発言あったのでDVDリリース有り得るみたいですね。
・『女子高生は〜』は清水さんと中村さんという美少女クラブ31中ではほんわか系に属する2人が出演してるだけあって、出演者からも作品が「ほのぼのしてる」との言葉が目立ちました。
・清水さんも中村さんも高校は既に卒業済みだけど(てかゆっきんさんはハタチ越えだし)高校生役ハマってました。
・アクションについてのコメントで、中村さんの方が背が高いため、2人で戦うシーンでは中村さんの攻撃が実際に入ってしまうことが多かった、と語る清水さん。あと演じるキャラが運動苦手だけれど自分は結構できるのでそのあたり難しかったらしいです。
・中村さんの方は制服姿なのを気にせず側転したりしたそうで、確かに定評ある運動能力を発揮してる感じでした。さすが『しずリンピック』のリリースは伊達じゃない。
・金子監督からは、仮面○○、と意識して作ったけれどそのまま出したらまずい、みたいに考えていたものの、ぴあの紹介記事を見たら「仮面ライダーをベースにした」としっかり書いてあってあららと思った、みたいなエピソードが。確かに作品観たら「か、怪人て…」て感じだった。
・あと演技部分は監督はあまり演出せず、2人に任せたら自然な演技でよかったのでそれをそのまま使用した、という感じだったそうです。
・こちらの作品もDVD化するっぽい?あと「続編も撮りたい、タイトルは『THE MASKED GIRL 女子大生は改造人間』です!」と言ってみたりしてる金子監督。
・2作品連続上映でしかも双方の出演者が登壇してるとあって、どちらかのキャストが挨拶してる時もう一方の出演者の興味深げに聴いてる表情とか見れたのも中々に貴重な光景だったような。あと監督同士も仲がいいと司会の方の言葉どおり、両監督が互いのコメント時に突っ込みあってるのも和んだ。
・てな具合に舞台挨拶そのものも面白かったです。これは出来たらぜひDVDに収録して欲しいなぁ。
・本編は、『ハード〜』は虎牙さんが締めの挨拶時に言った「血祭り」という表現がピッタリという感じ。オープニングの数秒だけ、通常のイメージにおける水野さんが映ってますが、その後はもー斬りまくり刺しまくりという血みどろな光景が。
・紗綾さんは映画で見たのは『神の左手 悪魔の右手』での姿くらいなんですがあちらでは被害者だったのがこちらでは水野さんの復讐対象という180度逆な役柄でした。でも中々にこういうキャラクターも新鮮だったです。
・『女子高生〜』は、確かに楽しいな、これは。テンポもいいし、突っ込みどころもあるし(おい)、ストーリー部分の演技は2人に任せてあるというだけあって、清水さん、中村さんの持ち味が役柄にそのまま活かされてる感じ。アクションシーンもかなりの勢いだったし。あと佐藤藍子さんも悪役ハマってました。「藍子さまー!」みたいな(?)。
以上、両作品ともスピード感あって楽しめる(『ハード〜』は出演者のアクションを堪能するという感じでしょうか)内容でした。レイトショーなのがちょっと難点ですがもう一度観に来たいと思える作品だと思います。
追記:関連記事
水野美紀、“血みどろ”アクションに大満足「かなり出ます」オリコン

水野美紀、“血みどろ”アクションに大満足「かなり出ます」
女優・水野美紀が9日(土)、都内で行われた主演映画『ハード・リベンジ、ミリー』の公開初日舞台挨拶に登場。以前からアクション作品に出演したかったという水野は「今回の現場にいられて幸せでした」と満足げで「血みどろ祭りです。かなり(血が)出ます」と清々しく言い切り、自信のほどをうかがわせた。
同作は、荒廃した横浜を舞台に、家族を失い生死の狭間から生き返った主人公が身体に武器を仕込まれ、復讐を果たそうとするバイオレンスアクション。共演の俳優・虎牙光揮は、水野のアクションについて「予想以上の仕上がりに持ってくるから、女優とは思えない」と絶賛。辻本監督は「この人(水野)を怒らせたら怖いんだろうな〜と思うところが作品に出てます」と明かし、会場の笑いを誘った。
さらに、同作について虎牙が「ねずみ講のように(評判を)広めていってください」とアピールし、水野が「1人ノルマ3人……いえ、5人でお願いします!」と便乗するなど、息の合った掛け合いを見せていた。
なお、この日は同日公開の映画『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』の初日舞台挨拶も行われ、主演の清水由紀中村静香らも登壇した。『ハード・リベンジ、ミリー』『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』は、東京・渋谷Q-AXシネマにてレイトショー公開中。

あーそういやねずみ講発言あったなぁ。水野さんノリよかった。