『ルドンの黙示』in 新国立劇場 小劇場(8/22)

夜の公演観てきました。以下感想とか(ネタばれあんまし無いと思います)
・会社帰りに(やや距離はあるものの)歩いていける会場っていいっすね。
・小劇場の作り凝ってるなー。客席はほぼ満席だったんじゃないでしょうか。
・作品についてですが、作・演出の松枝佳紀さんによる、または関わっていた物語世界には舞台『1999.9年の夏休み』、映画『神の左手 悪魔の右手ネットドラマ『希望の党☆』くらいしか触れた経験なくて、それでも今回観た根底には同質のものが流れている気がした。
・混沌とした感情や物事の動きの中で、何か、光そのもののような強いものとは言えないけれども、いたずらに絶望に陥るものではないこと。
・まーあれです、何と言うか作品中における考え方やその描き方にシンパシー覚える度合いが多いとその分受け取りやすくなるような。もちろんこちらの覚えた共感は数少ない観劇経験から導き出されたものなのでそれでわかりきった気なのかと言われたらやーそりゃ違いますよねという感じではありますが。だってすとんと理解するのムズカシイ…。
・何にせよ見応えあって後味がわるくない作品だったのは確かです。観れてよかった。
キャストについて。
安川結花さん、存在感あってすごいなぁ。前族長の娘であり民をまとめるという役柄がはまっていた。
柳浩太郎さんと篠田光亮さん、そりゃ女性に人気あるでしょうなぁと思いました。物販ではポスターとかも発売してたんですね。
満島ひかりさん演じるマリアの取った行動は、ああそうする事になるよねやっぱ、というか。満島さんてこれまでの印象だと可愛らしいて感じだったのが今回はどんどん次期女王ぽくなっていっておおぅと思った。
・安川さん演じるマレアの妹ミルアの役だった立花彩野さん、どこかで見たことある気がする(と思ったらフットサルチーム『ミスマガジン』のキャプテンなんですね、なるほど)。この方も中々に印象残った感じでした。
追記:まったく劇の感想とは関係ないんですが、ハロプロ内の演劇畑に入りつつある三好さん(歌もうたって欲しいのはもちろんなんですが)や『リボン〜』でも印象強かったマコラッチョとかが松枝佳紀さんの舞台に出演することとかあったら相当興味深いよなーとか思ったり。そう機会ないでしょうが実現したらすごい世界が見られそうだなー。