ヒトサマ感想メモ

劇団アロッタファジャイナの主宰で上記の阪田さんや本田有花さんも出演した『1999.9年の夏休み』の作・演出を手がけた松枝佳紀さんの日記で舞台『血の婚礼』について触れられていました。やはりガツドルファンとしてはソニンという存在がどう書かれているかが気になるところ。で、森山さんについての高評価の後をちょい緊張しながら読んでみたらば…

〜前略〜
ソニンについては、よくわからなかった。
ふーん、ソニンなんだ。ぐらいのかんじ。

が、見て驚いた。
ソニンなくしては成立していない舞台になっている。
話がどうこうと言うのではなく
あの情熱的な風に舞うスペインの熱砂のような芝居を説得力を持たせて成立させるにこんなにふさわしい人はいない。てな感じで、ソニンの「カレーライスの女」とかズッコケル経歴はぶっとぶぐらいにソニンの演技に巻き込まれてしまった。
ていうか、よく見れば、「カレーライスの女」とかあの引いてしまうぐらいの真剣さはよく見ると、いまのソニンの女優としてのすごさをすでに含んでいる。
やっぱりこれもソニンの「腹のくくり方」がすごいからだと思う。
〜後略〜
正しくも松枝日記より)

何か、単なるファンの身でなんですけどすげー嬉しかったです。“引いてしまうぐらいの真剣さ〜”とかも、いかにもソニンについての表現って感じでいいですわ。やっぱり、自分がいいなと思った舞台を作り上げた人に応援してる存在が評価されてるってのが特段に心浮き立つ出来事でした。
追記:あと、舞台感想最後の一文に共感だったりしました。