劇団ゲキハロ第10回公演『大正浪漫 ハイカラ探偵王 青いルビー殺人事件』in 六本木 俳優座劇場(7/2)

タナカさん主演でBerryzからサキッチ&茉麻ちゃんのしっかりモノ&MC担当ペアが出演してるこちらの舞台、14時半開演の2回目公演観てきました。以下感想的な(毎度なヘロヘロ具合申し訳&念のためネタばれ注意)
茉麻ちゃん、車椅子薄幸美少女ハマるなぁ!
・さすが、田中さん宛書きされたとあってイキイキとしたメイド・探偵のキャラクターがピッタリでした。
・そしてサキッチ、今回は“空気が良い意味で読めない(笑)”(←パンフレットの田中さん・アンドリウさん対談より)役柄を演じてたんですが、これまた見事でした。日本初の女性警察官!なのに頼りなく、思い込み激しく、ホレっぽく、名声ある名探偵は一寸の迷いもなくリスペクト!狂言回しの役割をうまいこと演じ上げてました。ただその中の一コマ。すっと立ち、事件の起きた“その夜”について語る際の真剣な眼差し、表情は彼女の持ち合わせる凛々しさ真っ直ぐさを垣間見させるようで、個人的に貴重なワンシーンでした。
・田中さんに悪態つくサキッチ。暗闇の中間違って抱きついてウットリして明かりついて悲鳴挙げるサキッチ。名探偵に命じられてメイドな田中さんの身体検査する際に「あなたって意外と…(クスッ)」とか意味深な含み笑いするサキッチ。楽しいなぁ〜。
・人造人間な疑いある看護婦を演じる村上東奈さんに去り際「キシャーッ!!」とか威嚇されて「私何かした?」と小声でつぶやく田中さんが素っぽくて面白かった(ていうかあの場面はどのくらいアドリブ入ってたんだろう?)
・と言う具合で、全体的に楽しく、それでいてクライマックスからラストにかけての緊張感、そして真犯人の悲しい動機には入り込まされたし、充実したステージでした。イキイキとコメディエンヌを演りきるサキッチの演技面でのまた一段階UPジツリキ魅力の発揮っぷりも眼にすることも出来たし、観ることできてよかったです!