遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~ in 大阪メルパルクホール(6/22)

大阪初日、そして個人的には今度こそラストの公演として観てきておりました。以下感想とか(ヘロヘロ・バラバラな内容申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・今回は思い立って(こぶしライブ広島元々申し込んでて、そういえば大阪を通過するよな→それなら途中下車すれば…という流れ)で一般のチケット販売サイトってか要するにぴあなんですけどそこで購入したら端の方ながら意外によく見える位置で、しかも下手側だったのでメンバーがセットの後ろに立つ様子や後ろの階段から登ってきてスタンバイしたりする模様が観察できて興味深かったです。
東京楽日の2階鑑賞でもだけど、端鑑賞でもアンサンブルの方々の多彩な活躍見て取れました。殺陣はもちろん次の登場シーンの衣装に着替えてから素早く舞台上のセット片付けたり準備したりに加えて舞台セットの後ろでの憑闇の影絵や仇花溶液に浸され揺らめく兵士達、更にはラスボスもとい邪神化した片桐参謀総長が建物壊した際の燃え盛る炎といった舞台効果的な役割まで務めてらして、ほんとすっごいなぁと改めて感じたりしました。
・この回の鑑賞前に6じゃないけど遙かのゲーム攻略経験ある方からお話し聞いて、原作のゲームではそれこそどのキャラともラブラブになる可能性があるってことで、今回のつばき出演版ではまあ所謂ダリウスルートという感じなのでしょうが、各キャラクターと梓のやり取りや台詞に注目してあー成程ここもフラグってやつを軽く示したりしてるのかなーなんて事も考えたりしてました。
・ダリウス、ここまで観てきてもー改めて(キザではあるけど)性格良過ぎですね。重く激しい復讐の念を抱く中でも穏やかな対応崩さず、利用しようとして攫ってきた神子に対しても異世界から来た身の上を気遣い、守ろうとする人々から抱かれる感情を目の当たりにし彼らからの直接的な憎悪と打撃をその身に受けても仕返そうとは考えもしない、お人よしにも程があるだろう!
・そんな首領を支えるルードハーネ、曇りない忠誠心抱きつつも崇拝ではなく尊敬という感じで言うべき時にはきちんと意見も述べる、でも最終的にはその意志に従う、という在り方をまったく違和感なく演じていた小野田紗栞ちゃん、初演技で演出家さんからのダメ出しにも苦労したとのブログ記述もありましたが、とてもハマッていました。
・現実主義ながらも鬼の一族の戦闘力を支える政虎役の茉麻ちゃんも加えての3人の場面での歌ややり取り、好き度高いシーンのひとつでした。音楽もとても良かったなぁ。
・そしてまあ、やっぱラスト鑑賞においてもリサゆめこと梓・ダリウスの場面から目が離せなかったしデュエットも素晴らしかった…。更にはきしもんさんの感情振り絞るような独唱時の姿を見つめる小片ちゃんがほんともう梓そのもののように痛ましく切ない表情でいる様子が、あーもうヤバかった。
つばきによるこちらの舞台、何だかんだで鑑賞回数が増えていき、出演陣の演じ方の進化、演出の工夫等見て取れて、本当観る毎に新たな魅力を感じました。大変な事態の中でも着実な努力と互いに協力しあう関係が客席にも伝わってきました。観る事ができてよかったです。

追記:ここまでの鑑賞にあたりメンバーのブログや舞台パンフ意外は余りチェックしないようにしてまして。上演全て終わったのでそろそろ本格的に攻略サイトさんとかコミックとかこれまでの遙か6舞台内容とか見てみようと思います。村雨は結局何者?とかコハクの正体は?とか参謀総長よく邪神化抑え込んでたよなーとか秋兵はわかるけど有馬の場合一体どんな風に梓との関係深まるんだとかダリウスどういう風にダマされたらあんなヤバげな花軍に渡しちゃったんだとか九段と千代の日常の光景とかそこら辺わかったり見て取れたりするのかなー楽しみ。