頭脳警察“わかるテレビ”(1/4)

原沙知絵さん、南海キャンディーズ山里さん、柴田理恵さん、梅沢富美男さんと個性豊かな面々に並んでハーモニープロモーションのガツドル後継者こと松井絵里奈さんも出演してたこの番組、天下りやガン、ダウ平均、裁判員制度、キャバクラ、高級寿司店、干支といった硬軟織り交ぜた事柄を、その道の専門家監修による1分〜3分のVTRでわかりやすく解説していくというテイストでした。以下箇条書きで。
・冒頭で“無知狩り”とか“再教育機関”とか近未来SFチックな演出し、松井さんから順番に20号、29号、30号、48号、57号と番号+氏名呼び捨てで読み上げられてムッとする出演陣。「何だオマエ呼びつけにしてオマエ!」と怒る梅沢さんを「正月番組ですから静粛に」と冷静に押さえる教官役の中野美奈子アナウンサー(設定ピッタリだなー)。声のみ上から降ってくる“署長”から「何もここまでバカなやつを連れてくることなかっただろう」と言われる。

中野「まあ確かに、こんな皆さん再教育しても無駄だと思いますが」
松井「どういうことですか!!」

・番組進んで“キャバクラ”というお題にて、「店外デートはアリか?」などと前のめりな質問する署長。

山里「署長ちょっと興味持ちすぎですよ」
署長「黙れ!」
署長「キャバクラはもやは日本の巨大産業だ。何も知らなくていいということは無いだろう」
山里「(頷いて)確かにあそこには夢と希望がたっぷりあります」

・上記のやり取りに苦笑する原さんとえーという顔の松井さん。
・キャバクラについてのVTRで登場した22歳で月収平均300万円のユミさんに驚く一同。

中野「30号から見て、今のユミさんは如何ですか?」
山里「いやあ〜、ハマッちゃいそうですね〜。男はもうねぇ、かりそめの夢をねぇ〜求めに行くんですよ、あそこに」
中野「まぁ勘違いですよね」
山里「勘違いってバッサリ切るねぇ〜」

・で、年齢一番近いからか、署長にキャバ嬢への転身勧められた20号こと松井さんは実際に同じようなこと社長に言われたらしい。

署長「20号!」
松井「何ですか!」
署長「どうだい、ひとつキャバ嬢になったら。人気が出るぞ」
松井「違う!(手を振って)あの私、社長にも言われたんですよ。“お前人気が出ないからキャバ嬢になれ!!”っつって、“やめてしまえ!!”って言われて、“な、な、ならないです!!!”って言ったんですけど、300万ですか…」
署長「300万だ!」
松井「すごいですよね、私、今の…えっ?」
山里「言わなくていいよ、そこは!」

ちょ、和田社長〜!あと山里さんグッジョブ。きっと数十倍てとこだろうと推測すると涙が…。
・“高級寿司店”というテーマでも「20号はどうですか?」と聞かれ「回らないお寿司は社長さんと1回だけ」という松井さんに「じゃ、今度連れてってあげる」と誘う57号梅沢さん。

松井「いいんですか?」
梅沢「うん、おじさんが」
柴田「高いもん食べなさい」
梅沢「何でもいってちょーだい」
松井「(笑顔で)わ〜、口が肥えちゃったら」
梅沢「大丈夫、そん時にはおじさんにお電話ちょうだい」
署長「57号、この場をなんと心得る」

・一転して硬派な“生活保護”というテーマにて、受給者はエアコンも使ってはいけない、という説明に関連して話ふられた原さんが去年の夏前半は温暖化対策のためエアコン点けなかったと語った後、「私もしてますよ!ずっと点けないんですよ、いつも」と手上げる松井さん。

松井「電気代高いんですよ、エアコン。外見たらほんとに電気のメーターグルグル回ってたんで、“これは危ない!”と思って、もうブレーカー落として、過ごしてます」
梅沢「すごいね、今いくつ?」
松井「20歳です」
梅沢「20歳で?」
松井「ハイ」
中野「20号と57号、その話は後ほど楽屋で」

・テーマ“団塊の世代”で「競争ばかりで大変だった」「女の子とデートしたってモーテルとかそんなもの無かったから」なんていう署長や梅沢さんの発言に画面外で「モーテルってなんですか?」と言ってた松井さんに隣の原さんが何て答えてたのか気になる。
・「暗くなったらこっちのもの」という梅沢さんに「そうそう、神社の境内とか、墓地とか」とヒートアップする署長を窘める教官中野アナ。

中野「署長、そこまで赤裸々に語らなくていいです」
署長「署長だって人間だ!」
中野「ちょっと開き直りはじめましたね」

てことで、実は割りと軽い?署長や冷静な突っ込みを行う教官役の中野アナのキャラクターも相まって中々楽しい情報番組でした。松井さんもワイプで興味津々だったり目ぇ瞠ったりする表情やVTR前後の問答にて積極的に話す場面とか見られたし。あと多分松井さんは今後梅沢さんと共演する機会あったら奢ってもらえそうなんでその点でもよかったっすね(いいのか?)。