『櫻の園』舞台挨拶in丸の内ピカデリー2(11/8)

観てきました。以下感想(映画内容については一応ネタばれ注意)
・映画の印象としては、完成披露試写会の時も書いたんですけど本当爽やかというか。そして色々な部分のバランスが取れているのがとても心地よくて、例えばクールさと仲間との劇を作り上げようという気持ちを併せ持つ桃というキャラクターの持ち味や、クラス委員の真由子と学園のアイドル葵との感情の通わせ方といった役柄や物事の描写が個人的にちょうど好みの濃さ(ていうのも伝わりにくい表現で申し訳ですが)で、語り口を抑えたり深めたりする調整が効いてるのがこの作品の大きな魅力の一つだなと感じました。
・あと要所に出てくる桜も印象的です。特にラストの上演に向けて歩きだす部員達の姿は観終えてまたスクリーンで味わいたくなる光景です。
京野ことみさん演じるお姉さんも結構なキーパーソン的存在だよなー。
・さて、舞台挨拶ですが、上映後にマスコミ関係者が入場、スタッフさん達がステージ上で登壇者の立ち位置をチェック、福田沙紀さんの場所はここ、菊川怜さんの場所はここといった具合にアナウンスしてカメラ調整とかをしてました。
・そして司会の女性が登場…て前田有紀アナじゃないすか!うーむ、さすがテレ朝が制作委員会のメンツに入ってるだけあるな。思わぬ所でちょと得した気分。
・で、いよいよ出演者(福田さん、杏さん、大島優子さん、はねゆりさん、武井咲さん、菊川怜さん、柳下大さん)と中原俊監督が舞台上に。寺島咲さんは欠席で、鑑賞後の演じた役柄とご本人との対比を一番見てみたかった方なだけにちょと残念でした。
・まずは順番に挨拶、トップバッターの福田さんは「皆さん、こんにち、は?」と疑問系の入り方してました。時間的に少々“おはようございます”と迷ったっぽくて、隣の武井さんに聞いてたりする光景が。
・「“デビル坂野”こと、菊川怜です」と役を取り入れて挨拶した後「皆さん制服なので、一人だけハッスルして桜色のワンピース着てきました」という菊川センパイ。
・次には撮影時のエピソードなど。柳下さんは撮影までサックスまったくやったことなくて、2週間で覚えたらしい。
・そしてここで映画で着た制服ともお別れということから、出演陣の卒業式が執り行われる事に。ちゃんと演じた役柄に即した文章が書かれた証書を先生役そのままのイメージで菊川さんが読み上げ、柳下さんが花束を渡すというセレモニー、何だか映画の1シーンみたいな印象でよかったです。大島さんとはねゆりさんが受け取ったあと互いにやり取りして笑い合ってたりする辺りとかまさに作品中の雰囲気そのままて感じだったり。
・最後に福田さんがコメントして、舞台挨拶は終了。その後はマスコミのフォトセッションが行われ、ステージ上のカメラから観客側に並んだ出演者が撮影されてました。この時生徒達の中で一際小柄な大島さんを杏さんが一瞬抱え上げたりしてみたりしてて微笑ましかったり。
てな具合で充実した舞台挨拶でした。本当は個々の出演者の方のコメントとかもっと色々述べられてたのを全然再現できて無いのが忸怩たる感じですけども多分オフィシャルページやニュースといった媒体で取り上げられることを期待して。