MISSING BOYs〜僕が僕であるために〜 in 赤坂ACTシアター(4/24)

ソニンがゲストとして出演するということで観てきました。以下感想とか(ネタばれ一応注意)
・18時半の開場少し前に着いたんですがロビーには既に入れました。少し待って入場。A席は果たしてどこら辺かなー思ったら2階の後ろの方ながら視界かなり良好でステージ全体眺めるにはちょうどよい位置でした。開演時間が近づくにつれてちょうど自分のいる列を最前として後ろに向けて埋まっていくのがあーここがA席ゾーンっすねとえらいわかりやすかった。
ソニンは第ニ幕のはじめの方で登場。ゲストメンバーはこの枠で歌うってことなんだろうかな。物語の流れとは直接は関わらないので成る程多彩なゲストを呼ぶことが可能な仕組みになってますね。
・歌ったのはかつてのライブではお馴染みだったとも言える『I LOVE YOU』。てか今回の舞台の趣旨考えたらそりゃそうだよなこの曲ですよな、と。
・『ミス・サイゴン』で鍛えたこともあってか、これまでも響いてた声の伸びが更に増してたような。2階席の奥まで真っ直ぐ聴こえてきた。あとボイスチェンジの位置が少し高くなったみたいにも感じました(“Hoo Hoo Hoo”の部分がフェイクよりも強く思えたので)。
・全体の中では少しの登場機会ながらもその存在感は確実に表してたんじゃないかと思います。歌声聴けてよかったです。
・物語としては、誰か特別な存在を中心に据えて群像を描く作品を鑑賞するためには、その対象となっている人物や事柄についての知識や興味を持ち、尚且つストーリーに喰らいついていくバイタリティが必要なのだろうかと感じた。描かれている存在への共感力というのも妙な表現かもしれないですが、そーいうの持ってるのも重要だったりすんのかなーとかですね。『僕たちの好きだった革命』でも似たようなこと思ったりしたんだったっけなー(あちらは人でなく事象だけども)。
尾崎豊という人のことを直截にではなく様々な登場人物や事象を用いて表現しているという事ならば、物語の流れ方や演出方法について観ている側が受けるイメージや形にならない錯綜した感情自体をその存在のあり方として語ろうとしているのでしょうか。
・個人的にはやっぱやべきょうすけさんという方の演じるユカワという音楽プロデューサーの人が一番感情移入しやすかったような。あと公演タイトルともなってるバンドの熱烈なファン役の松本まりかさん、カワイイ声っすね。
・静かな会場に響くハーモニカの演奏って、ああいうものだとわかってても何故緊迫感を持って聴いてしまうんだろうかなぁと反省。何か「大丈夫?音間違えない?ダイジョブ?」とか思ってしまうんだよなぁ(そういうもんじゃないってのに)。
・バスケ上手ー。
・途中の明るい群舞とかコント的なシーンとかもっと見たかったような。でもそしたら別の作品になってしまいますかね。ちょと『FAME』とか思い出した。
てな具合で、ソニンはじめ応援してる存在が出演する事がきっかけで知らなかった作品に触れる機会を与えられてるもんだなーという気持ちを新たにしたステージでした。
追記:夜公演ご覧になる方、終演22時過ぎますので家遠い場合はご注意ください(帰宅したの0時過ぎだったよ…やー眠ー。)
追記2:遅い夕食後、CDでの『I LOVE YOU』聴いてみようかなーと思って収録されてる『ジグソーパズル』を手に取ったらジャケ写のソニン若けー!そりゃそうか、リリースからもう4年以上経ちますものね…。

ジグソーパズル

ジグソーパズル