エンゲキロック in 赤坂BLITZ プロペラ犬×筋肉少女帯『アウェーインザライフ』in赤坂(6/11)

簡単感想とか(一応ネタばれ注意&いつもながらヘロヘロ記述申し訳)
・以前観たのが公演始まったばかりの頃だったのもあって、まだ客席も反応のしどころを探ってるようなとこもあったけど、後半ともなるとリピーターな方も結構いるのかインパクトありな場面とかでの笑いや演奏後の拍手とか起きやすい感じでその雰囲気にノれてちょっと気分に余裕が出たような。もちろん初めの方ならではの演者観客双方がドキドキしてる感もイイと思いますが。
・この日の席は3列目で、普通のライブとしてもかなりの近さなのに加えて演出家さん曰く“毎ステージ死んできてください”(ソニンブログより)という勢いでの歌ったり踊ったり殴ったり(!)キスしたり(!!)という演者のパフォーマンスが真っ向から迫ってくる訳ですからその迫力ったらないっすわ。
・あと、ソニンのドラムもすぐ近くで見れるんですわ。あれは当てぶりの勢いじゃない。もし今後またライブやる機会あったら、ドラムパフォーマンスも見せて欲しいと思うほどのハマリっぷり。
・水野さん演じるレナの鬱屈を爆発させるような叫びやソニンの役柄ヤヤの想いを胸に抱えて無理やりハジケるようなクライマックス間近でのステージ、そしてそんな彼女達が再び心を合わせた時の歌声、キますよこれは(隣席の女性は涙を拭ってました)。
・本当、姉妹シーンでの『香菜、頭をよくしてあげよう』『蓮華畑』を元にしたお2人の歌唱は胸に沁みました。
・それにしても“タワレコ”と“図書館”、うまいアレンジだな。
・『人間は所詮生まれた時からアウェー』『だったらアウェーをホームに変えちまえばいい』ラストの『アウェーインザライフ』圧巻です。
・そうそう、話変わりますが冒頭の某ジョージ&ミカのミニコント、ソニンはコケ演技やヘッドバンギングと、「毎日頑張るから(相手役の方曰く)」ムチウチになっちゃってる勢いらしい。ソニーン!その全力で取り組む姿勢は大いなる美点のひとつだけど、もちょっとご自身の体も労わって!
・で、この日外せないこととしては、日替わりの特別ゲストが、大槻ケンヂさんだったということ。客席のライブシーンに対する反応がよかったのは大槻さんや筋肉少女帯ファンの方が多めだったとかの影響もあるのかもとか思いました。
・大槻さんは要所々々(レナを説得→皆で感謝→『あれ、○○は?』『○○はもう行ったよ』『なんて美しい○○なんだろう』とか『ありがとう、ありがとう○○!』とかの一連のシーン)ではきっちりご自身の歌うたったりされて、さらにアンコールでは舞台内バンドと共にステージパフォーマンスもしてってました。ちなみに今回はアンコールは「エンゲキロックだけど立っていいよ!」とのお達しによりこの日はじめてのスタンディングでのライブに。ずっとパイプ椅子に着席だったのもあるけど、やっぱこういう勢いのステージだと自然体が動くというのもあって、ライブの雰囲気満載でよかったです。
・“アウェー”について、その中での人との繋がりについて、などなど色々要素タップリな舞台で、あと理屈抜きでの音楽の持つチカラというかごっつい勢いとかを実感することが出来ました。ソニンの活躍場面も多いし(歌手としての側面でも影ボーカル含めたら相当の割合でうたってる)、舞台女優としての水野さんの魅力もおおーと思わされたし、様々な魅力とパワーに溢れていて、観れてよかった、出演者さん達の作り出す世界に触れられて、パフォーマンスを目に耳にすることが出来てよかったなぁと思う作品でした。
追記:梅さんもこの作品観たんすか!!ビックラ!