RENT in まつもと市民芸術館 主ホール(12/11)

昼公演行ってきました。以下感想的な(ほぼネタばれなしです)
・八王子から乗車したスーパーあずさが中央線の線路転落事故の関係で10分ほど遅れてて、まあそん位ならダイジョブかなーとのんびりかまえてたらその後の単線区間に入って前の列車がつかえてる関係であれよあれよという間に30分以上の遅れで松本着。こちとら終点に用事があるだけだからそれほど影響なかったけど、せっかく指定券かった観光列車に乗り継ぎできなかった人とかいたら同情してしまうなぁ。
・今回の上演会場まつもと市民芸術館、当初はバスに乗っていくつもりだったのが、上記のとおり到着が遅れてバスが行ってしまってたのと道がひたすらまっすぐ歩いてくだけで迷わず済みそうだったので結局徒歩を選択、他の人もほとんどそうだったっぽく、会場に近づくにつれ女性グループが増えてた感じ。
・場内でもどちらかというと女性が多め、でも老若男女各世代いるっぽかった。あ、たださすがにお子様の姿は少なかったか。
・物語は、前回観劇の時と同様、やはりマーク視点なのが印象的だなと。あと個人的には一番共感(てのもあれだけど)する人物は実のとこベンジャミン・コフィン3世な気がする…。
・そんでもって、個々のエピソードが寄り集まって全体での歌唱に入ってく際のステージから伝わってくるエナジーってかそういうのがすごいなぁなんて改めて。ユニゾン、ハーモニーの力強さや美しさに聴き惚れ、演者の表現に見入ってしまう。
ソニンもますますすごかったすよー。セクシーさと激しさと想いを訴える際の儚さと。でも相変わらずの肉体美のインパクトも大っすよねぇ(何だ肉体美て!)
・主人公マークを演じる福士誠治さん、また違った役柄も観てみたいなとちょい思った。
・で、こちらの作品、上演はじまってからかなり日数経てることもあってか以前観劇した時より客席の反応が顕著になってたような。手拍子が自然に起こる場面も増えてた気がするし、カーテンコールでもスタンディングオベーションが起こって拍手もずっとなりやまず、最終的にバンドの方々が演奏終えるまでクラップ続いてまし。何かこういうのもいいなと思った。
ということで、今回も充実した観劇機会となりました。それにしてもソニンは濃い物語世界を持った作品のこれまたディープな人物を演じることが多いよなー。こういう役柄で魂振り絞るような姿もとても惹きつけられるけど、一方で『ペテン師と詐欺師』や『8人の女たち』で魅せたようなどこかいたずらっぽさあるようなキャラクターもまた観たいななんて贅沢なこともちょい考えたりもしたり。いずれにせよ、女優としてますます磨きがかかってることに間違いはないソニン。今後も様々な活動でその姿をみて応援していけたらと思います。