アンジュルム ライブツアー 2019夏秋「Next Page」~中西香菜卒業スペシャル~(12/10)

豊洲PITでの公演を新宿の映画館で観ました~以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・職場早引けして向かった新宿、飲み物買って席着いて待つ内、場内の様子がスクリーンに映し出されハロプロ各グループのMVが流れていよいよライブ開始。
スマイレージアンジュルムとなったこちらのグループにおいて、観に行きたいなという気持ちが芽生えたのは2期メンバーが加入した影響が大きくて、そして今のアンジュルムにおいてかななんさんが最もいいなと思う方だったので、今回のご卒業は個人的に相当淋しいというか喪失感が大きかったのですが、でも冒頭のがんばる加入間もない姿の映像であぁあ~と思わされてからの当時の楽曲をステージの中心でパート歌う姿にわあーとなって。その後のトークで“皆泣くかと思ったら笑い声が聞こえて”とプンスカしてみせる様子にニヤニヤさせられたりも。
・もちろん卒業公演という事で、最初から目をうるませていたり時折堪えるような表情をするメンバーの姿も見えてその度しんみりもして、でもかななんさんのふわりとしつつ明るい表情に心励まされる事もしばしばで。
・メンバーとのやり取りでも同様で、例えばある曲で1列に並ぶ際に俯いてしまっていたふなっきさんに、かみこさんと肩を組んでたかななんさんがその手の先をちょっと伸ばしてふなっきさんの肩をつついて笑いかけていて、顔を上げたふなっきさんがパァッと笑顔になるという光景とかとても心に残ったし、一方自らの想いをきちんと伝えようと真剣に話しているかっさーさんにフザけたポーズ取って叱られる所とか笑ってしまったし、本当もう気持ちを様々に揺さぶられつつも根底に明るさと未来への希望を感じる空間と思いましたスクリーンを通じても。
・竹内さんと抱き合う光景、このお2人らしい爽やかさとお互いへの信頼と想いの確かさを感じました。
・ふなっきさん、抑えきれない感情で声を震わせる場面もあってあああ、と画面の向こうへ呼びかけたくなるような瞬間が幾度もあったけれども、土日の公演お休みせざるを得ないような状態の中で、今回の公演に相当の気持ちかけていたのだろうなと感じさせる徹底したパフォーマンス(要所でのキメ方、ソロパートの着実さ)で魅せてくれてて本当すごかった。
・伊勢さん、まだまだ知らない所が多いのですがトークや挨拶等をお聴きしてると結構、中々にしっかりさと個性があって今後着目したくなる方だなと。
・ライブの感想&かななんさんへの呼び掛けを述べる際に、自分の前の後輩陣が話している段階で既に幾度もすすり上げてる感じだったささっきさんは案の定ご自分の番において相当の“溢れる感情の吐露を我慢しようとがんばる御子”的な表情の豊かなバリエーションを繰り広げてくれてて、しかしご本人が挨拶終わりに今回はこれまでで一番泣かずに済んだ(ウロ覚え申し訳)的な事おっしゃったためメンバー及び鑑賞者が揃ってツッコミする場面が生まれてました。
・かななんさんぽさと言えば、手紙を読んでくれる際に自らの記したフレーズがツボに入ってしまって“皆読んで~”と言い出したりとか、リハーサルではご本人が花道の中心からステージで歌うメンバーと対面する箇所で思っきしヘン顔してたとのエピソードが語られたりとかしてましたが、最後にかななんコールに応えて出てきてくれた際も花道の周囲をここ歩いたらだめかな、まいっか、と言いつつ歩いてくれたり、季節柄の体調管理についても呼び掛けてくれたり本当ラストまでユカイさとやさしさに満ちた方だなと感じさせられました。そしてそんなかななんさんを迎えるアーチを作って待つアンジュルムの面々の姿がモニターに映し出されて、改めて素敵なグループだなとも。
そんな具合で、卒業公演としてとても心に残るものであったと同時に、アンジュルムというグループを構成するメンバーの個性と輝きも改めて感じたこちらのライブ、直接ではないけど味わう事ができてよかったと思います。そしてかななんさん、素敵な時間をありがとうございました。どうか、この先の幸せを願っています。