今回の

ハロモニ。ではとにかく保田さんの存在の大きさを感じてばかりだった。
まず、2期メンバーとしての矢口さんとのシーン。
舞台の上では涙を見せつつも努めて明るい笑顔と力強い言葉で保田さんに語りかけていた矢口さん。しかし舞台を降りた時、耐え切れず大きなタオルに顔を埋めて泣き出してしまう。共に過ごしたかけがえのない存在。今までの日々を思い返し、これから違う道を歩み始める2人が最後に抱き合ったとき、その胸中にはどれほどの想いがあふれていたのだろう。
保田さんが公式コメントで矢口さんに向けた言葉は『ずーっと一緒にいたね…。楽しい時も辛い時も、くやしい時も。矢口がいてくれたから乗り越えられた事、いっぱいあるヨ。ありがとう!大好きだヨ(ハート)』というもの。そして矢口さんは保田さんとの思い出について『いっぱいあり過ぎて「一番」は決められません!2期メンバーとして一緒に加入して以来、思えば一度もケンカしなかったなぁ』と語っていた。まさに娘。で過ごした日々そのものが、2人の思い出にリンクしている。これ以上の結束ってないんじゃなかろうか。
そして番組前半の卒業前の保田さんを追ったドキュメントもとてもいい出来だったと思う。保田さんが今回語った娘。の「卒業」に対する考え方は、これまで彼女が経験したメンバーとの別離の中で作り上げられた哲学ともいえるものだろう。あの場所で彼女の全ての想いが語られたわけではないし。これから語ることもないかもしれないけれど、彼女の想いは確かに真実だと信じられる。
それは6期メンバーに対する保田さんの行動にも表れていた。本来ならたった数日すれ違うだけのはずだった保田さんと6期の中学生組が、彼女の行動によって確かに一つのグループの一員たりえたのだ。
今回のSPは、卒業する保田さんが6期メンバーの本格的加入に際して残したかけがえの無い“想い”を、切り取ってファンにも見せてくれた。そのことがこれからの6期メンバーを見ていく上で、どれだけ効力をもたらすことか。
思えば5期メンバー加入の時は、少なくとも誰かの卒業と重ならなかったという点では恵まれていたのかもしれない。
下手すると娘。の新しいページがめくられる過程において開いてしまう危険のあった既存のメンバーと6期の間を自分の出来る限り埋めようと考えた保田さん。
本当にあなたはすごい人です。
ってなことを思ったんだけど、堅い文てつくづく慣れないわ。
他に印象的だった場面といえば、2期と5期の交差。
ただ単に、食料置き場に張り付いてたかぼちゃコンビの脇を矢口さんと保田さんが通り過ぎる際、「いつまでも食べてるんじゃないの」みたいに保田さんがぽん、と小川さんのお尻あたりを軽くはたいて、即振り返った小川さんが紺野さんと手をつないで2人の後をついてく、みたいな場面のことです。
日常の幸せってこんな感じ?みたいな。本来はラストライブ開演20分前という緊張感あふれてるはずの時間ではあるんですけども。
あと、卒業メンバーを送るとき、ステージ上では絶対涙を見せない吉澤さんは、凛々しい人だなと思った。その意志のあり方は尊敬してしまう。

ハロプロニュース
高橋さん、声ヤバすぎですて。あと、石川さんも少々枯れてたように聴こえました。単なる「マンボ〜!」の言い過ぎかもしれませんけど。

で、次回は満を辞して登場する藤本さんSP。果たして矢口さんとの舌戦(つかじゃれあい?)は繰り広げられるのか?言葉のテンポいい同士だから、聴いてて面白いんですよね。そして小川さんとの接触はあるのか?こちらは和やかな雰囲気を期待。
色んな意味で来週が楽しみです。
関係ないけど、藤本さんと吉澤さんも性格的に中々相性いいんじゃないすかね?