第10回タンバリンプロデューサーズ公演『黒椿』in 池袋あうるすぽっと(7/19)

3度目の鑑賞になります。以下感想的な(ヘロヘロ+ウロ覚え度合いが進行して申し訳です&一応ネタばれ注意)(1度目、2度目の感想はコチラ→7/177/18
・台風に怯えつつ都内に出てきたら何か雨やんでて何この多摩地域との差!?と驚きつつ会場に。最後の購入目標だったサイン入り神楽生写真〈シリアスバージョン〉を購入。
・この日は終演後、キャスト陣によるトークショー第一弾として、下記の方々が登場し「ガールズナイト」が開催されました。

7月19日(火) 「ガールズナイト
司会:中村元紀 黒椿応援隊
出演:小川麻琴 下川みくに 酒井香奈子 齊藤夢愛 前田希美

・で、↑のトークショー目当てでチケット購入したためこの日はやや後方の席だったんですが、演者の小芝居やヴァンパイヤ達の動きが見渡せるという点でこれはこれでいいなとも。歌声も良く響いてましたし。
・歌声と言えば、マコラッチョの最初の歌『バーニング・ハート!』、スタンドマイクの歌い始めがよりキレイにハッキリ聴こえるようになっててオオーッと感歎。その後の『戸惑い』や『祈り』、『旅の地図』の口火を切る数パート、音域が合ってるのもあるかもだけど、伸びやかに張りのある声が会場後方まで響いてきてうわぁ〜いいなあーと聴き入ってました。
・歌声その2、男性陣について、櫻井貴之さんの歌やっぱすごいっすね。クライマックスからラストへの転換時のあの場面での歌声、相当心揺さぶられます。あと内藤大希さんの『友よ』も想いこめられてていいなと。
・藤助と葉奈のほのかな心の交流があった後で凶夜のテーマ(テーマ?)が流れてくるのは何度経験してもゾクッとするというか藤助逃げてー!という気分になりますね(なんだそりゃ)。
・という具合に観て終演、アナウンスがあった後でトークショー開始。町人達のまとめ役でちょいスケベな良兵衛をダブルキャストで演じてる中村さんは仕切り役もお上手でした。
・自己紹介してその後もステージ上に立っていた黒椿応援隊のガールズはチケットもぎりとかもやってて、案内する際「こちら側のお席になります」と言ってたのをスタッフさんに「こちらの入り口からどうぞ」というんだよ、みたく教わってて微笑ましかったのが印象的だった。
・小川まこっちゃんは、モーニング娘。を卒業して、再び活動再会して幾つものお芝居に出させてもらったけれども、ミュージカルは初めてで、しかも殺陣もあって何度もどうなるんだろうとも思ったけど、キャストの皆さんに支えてもらって、的なことを。こういう時にもしっかり自らの言葉で気持ちや考えを述べる姿がまた感慨深い。噛んでない、噛んでないよマコラッチョが!(そこかい)
和泉元彌さんとの殺陣の最中、勢いあまって転んでしまったのがショックで袖にはけてからも「何で転んだんだろう」みたくずっと唱えてたとのこと。「皆さんが笑いこらえてたのわかりました」とも。いやいやいやでも無事でよかったすよ。
・下川さんは普段の歌ステージとはマイクの位置が異なることで戸惑いがあったと。でも全体的に下川さんの出番では歌い手として町人ソングの場面ではリードしないと!という意志を感じてさすがだなと思ったり。
・前田さんは、トークショー開始時から「イエーイ!!」とノリノリ、自分の番になった時にも中村さんからフられる前に自ら「楽しかったこと、辛かったこといいますね!」と語りだし、しかしそう言いつつも「辛かったこと、無いんですよ!」と元気にコメント。それからも終始明るく“すごい人見知りだけれどもキャストの皆さんが話しかけてくれた”的なこととか、小川さんと下川さんと楽屋が同じでガールズトークしてすごく楽しい、といったようなことをテンション高く話してました。上記お2人に対してはセクシーについての質問もしてたらしい。

小川:まー、ワタシには聞いてこないんですけど

そんなー、的な具合で否定しつつも、主に下川さんに仕草についてとか学んでたみたいです。やーまあ、マコラッチョはどちらかというとコント的リアクションの方を主として教えられそうですよね(どういうフォローだ)。
・町の娘達役の酒井さんと齊藤さんにはこの舞台の中で好きな曲についての質問がなされてて、お二人とも町人ステージ(『ラブ&ピース』)を挙げてました。特に酒井さんは導入部の和泉さんの振り付けに合わせて吸血鬼達が動くところからの流れ全体について魅力を語ってました。
・で、もっと聞きたいんですけどお時間が…ということで最後にマコラッチョが「ちゃんと締められるかわからないんですけど」といいつつ挨拶して終了。うーむ、司会者さんも演者の皆さんもそれぞれエピソード持っててかつ面白く喋れる方が揃ってただけにもちょっとトーク時間欲しかったなぁ〜黒椿応援隊の皆さんも色々突っ込みどころネタありそうだったし。でも時間も遅いし急遽決まったらしきトークショーだからしかたないのかな。とりあえず面白かったのは確かです。
・という具合で、今回も楽しく観たこちらの舞台。鑑賞回数重ねるごとに、小川さんの魅力引き出しまくりな舞台だなーってのと、あと全体での歌唱から伝わる物語の根底に流れるテーマ的な部分が胸に響いてくるという気がしました。次の鑑賞機会も楽しみです。