第10回タンバリンプロデューサーズ公演『黒椿』in 池袋あうるすぽっと(7/18)

2度目の観劇。以下感想的な(主な感想は初見の回に書いてしまったのでほんと簡略です。そして毎度ヘロヘロ記述申し訳&念のためネタばれ注意)
・この日は昨日売り切れで買えなかった台本を購入できたので、前日入手したパンフレットと併せてより物語世界の背景に触れた上で鑑賞できてよかったなと思います。
・てか台本の販売というのはこれまで『リボンの騎士』や『こもれびの中で』等で実施されてますが結構需要あるもんだと思うので色んな舞台でガンガン販売して欲しい。そんな元手もかかんないと思うし。
・孔雀座の一同が評するところの“ふわふわ”してる時のまこっちゃんが何ともキュート。
・↑でのドンと左衛門と神楽の掛け合いにおける曲名は前回は『サマーナイトタウン』、今回はマッキーさんの『もう恋なんて〜』。次回観劇時はどんな曲出してくるか気になる。
・アドリブで言えば、煉獄が神楽とやり合うシーンで「さすが20代半ば!」「(槍の攻撃受けつつ)いや、20代前半!」みたく言い直してて客席から笑いが起こってました。あとラストの再会場面ではなでしこジャパンの優勝にかけたセリフもあったり。和泉さん色々取り入れるのウマいっすねー。
下川みくにさんの歌声、低音もしっかり出てるのがまた聴かせるんだなぁと。
前田希美さんの儚い風情はほんとハマッてるよなぁ。それだけにエンディングテーマの『旅の地図』歌ってる時の役柄の時とがらりと印象チェンジしてハジけた笑顔で力一杯振付けてる様子がまたいい感じで。
・ラストの煉獄&神楽、凶夜&葉奈のダンス、マコラッチョのしなやかさとセクシーさが発揮されててドキッと。
・長屋の一同の女性陣もカワイっすよね。2度目に観るとそれぞれ個性も見てとれてきて興味深い。しっかしパンフ読んだら菫役の酒井香奈子さんて映画『キサラギ』の如月ミキ役だったのか!ビックリしたー。
・今回は、前回の観劇時よりも前方(や、先日も十分以上に近い位置だったんすけど)で舞台上を見ることが出来る位置だったので、クライマックスの煉獄と神楽の場面とかこちらを撃ってくる効果抜群だった。マコラッチョのあの瞬間の愕然とした表情、哀切な眼差し、泣き叫ぶ姿、見送った後の嗚咽、ヤバイよもう…。
・そんなすごい姿でこの日も魅せてくれたヒロインのパンフレットにおける一言。

−もし永遠の命を持っていたら?
小川麻琴:世界中の美味しい物を食べ歩きたいです

期待に違わぬと言いますか…それでこそ、それでこそマコラッチョだ!
・帰りがけ、建物入口で話していた女性3人組が、「面白かった」「最初観ててずっとクソ真面目なのかなって思ってたら違う」と話し合ってて内心共感しつつ駅へ。
今回の観劇で、マコラッチョのスタンドマイク時の歌声や殺陣との両立も前回に観たときより確実に切れ味UPしてたの実感。明日も更に進化してるだろうステージを観れるのが楽しみです。