小川麻琴 Acoustic Live 2012〜春にうたう〜 in 渋谷TAKE OFF7(5/3)

15時の回と18時の回行ってまいりました。以下感想とか(毎度ヘロヘロ書き申し訳&一応ネタばれ注意)
・結構な雨が降る中、自宅を出て渋谷の街へ。まあ雨のおかげで人通りもいつもより少なめぽくて、それほどMPを消費することなく会場に辿り着けました。開場時間になって番号ごとに呼ばれて中へ。チケットは整理番号制なれども場内でスタッフさんが前から詰めてお座りください〜とアナウンスして空席案内もしてくれてたおかげでどちらの回とも中々のポジションに着くことができました。
・そして開演時間になり、バンドメンバーのお3方(キーボード、パーカッション、ギター)、そしてまこっちゃんが登場して公演スタート。今回のアコースティックライヴ(そう、マコラッチョは“ヴ”表記なんすよね)はアンコールも含め13曲、だったかな確か。オープニングは、この頃身の回りでおめでたなことが多いから、ということでてんとう虫のサンバでした。
・その後の流れとしては、数曲歌ってトーク、そしてその事に関する曲を、という具合で、お客さんもおなじみの方多い感じで全体的に和やかな(でも盛り上がるとこではひゅー!てなる)イイ雰囲気なライヴだったです。
・客席からエエーという声やツッコミが飛ぶたびに「なーんだよぉ〜!」みたくスネるマコラッチョがキュートで。
・キュートといやぁ衣装も初夏っぽく明るく爽やかなサマードレスな感じでステキでした。脚線美も活かされてて。なんでも自分が選ぶとボーイッシュな格好なりがちなので女性マネージャーさんと一緒に衣装買いに出かけて小川さん自身の選んだ品はことごとくあ、それはダメです。それは普段と変わらないです、みたく却下されたらしい。
・それにしてもパーカッションの方のあの腰掛けてる台がタイコになってる楽器、あれカッケーっすね。なんて名前なんだろ。鳴り物含めああいう風に自在にリズムを生み出せる人ってやっぱ憧れだよなぁ。
・こちらの会場、チラシに封入されてたライブスケジュール見るとテレビ収録とかにも使われてるようで、響きもよくていい場所だなと思いました。
・留学から帰ってきて数年、もう一度英語を学びなおそうということでTOEIC800点を目指してる話をしたマコラッチョ。皆さんも一緒に!と言われて目をフセがちになってしまってゴメンなさい…中高6年間やっても職場の自己評価シート語学の欄に2(←“義務教育や高校で習ったけれど自信はない”的な)しかつけられない程エイゴは勉強しても身につかない自信(?)があるんです…。
・ハローからは恋INGや定番な青空に〜、そしてこれまでのイベント等でも聴いたことあったものとして『贈る言葉』や『心の旅』、あとセンパイ森高千里さんの『私がオバさんになっても』や、井上陽水さんの『少年時代』に中島みゆきさんの『時代』、あとカーペンターズの『TOP OF THE WORLD』等々色んな曲が歌われたのですが、その中で個人的にいっとうインパクトあったのがYUIさんの『to Mother』。この曲好きでラジオで聴いて即CD購入したくらいだったんで、バンドさんがイントロ弾き出した瞬間、「うぉっマジか!」と目ぇ見開いてしまった。そんでまたまこっちゃんの歌声が曲にしっくりハマってて、すっと語るAメロの物静かな感じと転換にかかるBメロの起伏、そしてサビのメジャーコード使いながら切ないあたりの雰囲気が本当にこれぞ!っていうか、もう聴けて、幸せでした。歌い終えた後のMCでこの曲について小川さんが「大好き」と言ってたのも何とも嬉しかったりも。
・そう、これはどの曲でもだけど、今回のライヴで、改めて小川さんの歌声好きだなぁとしみじみ感じたのです。しっかりした中声部に高い部分に差し掛かる際の切り替えでの閃くような歌唱とか、強めに響かせた際の一瞬のつやめきとか、そして響く低音域、『心の旅』とかよかったなー。
・そうそう、↑こちらの曲はアンコールだったんですが、大サビの全員歌唱がまた何とも楽しかった!やっぱ今回のライヴ空間の心地よさは客席の雰囲気も大いに影響してたと思います。
・そして、歌っている最中のまこっちゃんの笑顔や真剣な眼差しを目にして改めて素敵だなと思った。「一人ひとりと目を合わせて(←ウロ覚え)」と言ってたとおり、本当に曲の間中幾度も楽しそうだったり暖かかったりする笑顔で客席を見つめていた小川さん。応援している人がこうして輝いている姿を同じ空間で確かめることができる、心に響く歌声を味わうことができるというのは何て幸せなことなのだろうと感じました。
・まあ、あの、目線を自分の方向に送ってくれるだけでキンチョウもするのですが。だってあんなキラッキラでホンワカした(相対する表現な気もするけどほんとそんな感じだった)笑顔向けられたら…!でも多分不自然な表情にはならないですんだと思う(なんだそりゃー)。
・あと、歌う時の姿が魅力的な理由として表情の豊かさや心の中から自然に浮かび出ているような手振りの威力も大きいのかななんてことも感じたり。そしてそこら辺の要素は演技面でのカツヤクにも繋がってるんじゃないかという風なことも考えたりしました。
・ラストMCで7月14日にパシヘブイベがある旨のアナウンスが。おおーやった!さり気に誕生日イベント以来とのことで、こいつぁ楽しみですな。NHKeテレで関さんとはコンビ組んでるタイムさん達とのコントラブマシーン3号も再び観れちゃうかも!とのこと。
とにかく、そういう具合で、本当もう充実した時間を過ごさしてもらいました。小川さんの歌の魅力を改めて強く感じた。デビューしてから10年以上が過ぎて様々なことに活動の場を広げている小川麻琴さんという存在を、これからも応援していきたいと強く思った本日のアコースティックライヴでした。
追記:コメント欄で教えて頂いたんですが、座った台を叩く楽器、「カホン」という名前なんですね。
演者さんのパフォーマンスほんとカッコよかったです。