恋して悪魔(9/1)

お前っていつも変わることなく、いい奴だよな
…ハ?何だよそれ、今頃気づいたのかよ

あいつ、いい奴だから

同じ教室に、ずっと見ていたいって思える人がいるのってさ、ただの偶然みたいだけど、奇跡だから。
今はあいつにとっての奇跡だけど、君にとってもそうなるかもしれない

はじめは疎んでいた教室の喧騒、さんざめくクラスメイト達、愛おしむように周囲の光景を眺め渡す主人公。そして特に縁が深かった2人の同級生に言葉を伝えて、そして去っていく彼。うわー何かもーこういうシーン弱いわー。
・主人公への想いが深まるあまり、加藤ローサさん演じる先生につっかかる委員長(桜庭ななみさん)。当初の大人しさがある分よりここ数回での激しさが際立ちますな。事実を知った時、彼女はどういう反応を示すのか…ってまあ、割かしはじめの方から主人公に吸血鬼関連本渡されたりしてたからあんまし違和感覚えなさそうかも。
・「今の君を守ることが出来るのは僕だけだ!」「どうしてわからないんだ!」ああー副理事長がどんどんわかりやすい恋愛ドラマ内の敵キャラ化していくよー!もっと気が強くて一見相手を立ててるように見えながらも密かに未来の理事長夫人としての座における権勢を振るう意欲満々な女性を好きになったらよかったのに…てそしたらそしたで現理事長と水面下でのバトルが繰り広げられてまったく別モノの2時間ドラマもしくは昼ドラみたいな展開になってしまうか。
・↑てな具合にヤバい状態になってしまった元婚約者から助けてくれた主人公を探して、これまで出会った場所や縁のある所を探し回る夏川先生。そしてついに夜の学校、音楽室の壁際にうずくまる主人公を見つける。

私はあなたと一緒にいたいの。あなたと、永遠に

お願いがあるの…私の血を吸って

ついに来たこのセリフ。まさにクライマックスて感じっすね。次回はいよいよ最終回かー。制作陣もキャストも力入れて作ってるんだろうなーてのが伝わってくるような作品だっただけに、ラストってのは残念だけどそれだけに期待も大きいもんがあります。主人公も先生も委員長も委員長に片想いな彼も幸せになれればいいんだろうけども…。あ、あと副理事長も、ってそれは物語中の立場上難しいか。