リボンの騎士 ザ・ミュージカル(8/20夜)

今回はフツウにネタバレ注意で。
・この回の席は割りと前の方で、登場する面々の演技力や豊かな表情の変化、アクションシーンが間近でみれることに加えて出演者・会場ともに慣れて来た舞台ならではの細かいシーンやちょっとしたアドリブなんかを確認する楽しみがありました。
・吉澤大臣、あややの典型的ポーズの1つ(両手添えて頬プー。マエケンさんも良くやるヤツ)で登場。会場の反応の良さに更にノッてたような。小川さんも楽しそうだった。
・淑女の扇って皆歌にあわせてスムーズに開いたり閉じたりしてるけど結構扱い大変なんだろうな。石川さん時にヒヤっとする場面あったんだけど冷静に踊り続けててさすがだなと思いました。
・なんか、岡田唯さんえらいいいカオして踊ってはりますね。
まっつーさんのフランツ王子、近くで見たら表情や仕草、笑顔からしてやり手のプレイボーイな印象が。セリフの抑揚とか動きとかにも独自の感覚積極的に取り入れてるみたいで余裕みたいの感じました。やっぱすごいな松浦さん。
・全編通じてリハーサル風景見てみたいってのは端からの希望であるけどテッテケ高橋さんと松浦さんのダンスシーンは特に練習の模様見たい場面のひとつと言えるかも。
・小川さんと久住さんのジャレあい、いいねぇ新潟ペア。
・秘密を喋りたくなってるナイロンと近衛兵コンビのシーン。「実はぁ、ここだけの秘密ですけどぉ…」と話し出す小川さんの腰に手まわしてたりする三好さん。
・全員からの糾弾シーンにおける高橋さんの愕然とした顔とマルシアさんの迫力。
・剣での決闘シーン、安定度高く感じた。松浦さん、ラストの挨拶では「高橋さんに愛ちゃんに迷惑かけた」言ってたけどかなりレベル高いアクションだったと思う。
・スカウト採用シーン、ナイロンに笑いかけられて笑顔になる大臣という構図が個人的にツボ。
・あれ、道重さんと田中さんてこんなに身長差あったっけ。
・高橋さんの男キャラは近距離だと更に強烈。
・自ら剣に飛び込んだサファイア王子が支え起こされるシーン。フランツ王子の台詞の言い方が石川さんと松浦さんでそれぞれ異なるのが興味深い。先に石川さんバージョン観てたんで語気の強い松浦さん版聴いた時は一瞬ドキリとしたけどどちらの言い方もそれぞれアリだよなとは思う。
・クライマックスの魔女ヘケート、呆然とした様子とその後の虚ろな表情共に藤本さんのジツリキ真っ向からくらってノックアウトな気分。
・牢番トリオ、各キャラのバランスからしても一番まとまりいいパターンなのかも。でも三好さんピエールも辻さんバージョンもそれぞれ魅力あるからなぁ、結局各キャストとも独自の魅力があるってことですね(まとまってない結論)。
・毎回思うけど美勇伝の足は威力すごすぎだと思う。最前列の人とかあんな至近距離マジで目に焼き付けられるんじゃないか。
・松浦さんがゲストてことで昨日今日と『砂を噛むように…NAMIDA』聴けてなかなかに嬉しかったです。
近距離だと登場人物の感情、懸念や迷い、戸惑い、決意といった気持ちがダイレクトに伝わってくるし、遠目から全体眺めるとそれぞれの立ち位置や演出の工夫が見て取れるし、一部キャストが交代してると連鎖して起こる変化を確めたくなるし、ちょっともうこの舞台は習慣性付きそうだ(←もう手遅れかも)。