Kindai5月号における

Berryz工房℃-ute ベリキュー!対談”でサキッチ、嗣永さん、梅さん、矢島さんから語られてた内容がかなり懐かしかったり楽しかったので思わず抜粋メモ。

Berryz工房℃-uteは、もともとはハロー!プロジェクト・キッズのオーディションに合格して「ハロー!プロジェクト」に入った、いわば同期。そこで、まずはお互いの第一印象から聞かせてください。えりかちゃんからいきましょうか。
清水佐紀:えりかちゃんは、オーディションの時に話しかけてくれて。一番最初に話したのがえりかちゃんだったので、その時は「優しい子なんだろうな……」みたいな。
梅田えりか:「その時は」?
清水:も、も、も(笑)印象は全然変わってないよ。
矢島舞美:えーっ、私、変わった。
梅田:ウソ!?
矢島:私、絶対話しかけられないと思ってた。すごく大人っぽくて、年上に見えた。だけど、性格知ったら全然じゃんって(笑)。
梅田:でしょ?
嗣永桃子:私は……。
清水・梅田・矢島:いただきまーす(ケーキを食べはじめる)。
嗣永:ちょっと!言おうとしたのに!!(笑)えーと、えりかちゃんは、今は同い年なんですけど……。
梅田:もともと同い年だよ(笑)。
嗣永:ゴメンゴメン。でも、その当時はすごくお姉さんに見えて。で、優しいよね。
梅田:そうだよ。ももちゃんのそのテンションにつきあってあげられるもん(笑)。
−次は佐紀ちゃん
梅田:しみさきちゃんは、私も初めて声をかけたのがしみさきちゃんなんですけど、話が弾んじゃって。オーディション当時、2人でいっつも一緒にいたよね。
矢島:佐紀は、ハキハキしてるな〜って思った。でも女の子っぽいなって思った。可愛いの。マユ毛が。
清水:マユ毛っ!?(笑)
嗣永:キャプテンは……、キャプテンは……。
清水:印象ないんですか?(笑)
嗣永:違う違う!そんなんじゃないんだよ。キャプテンはダンスレッスンの時に……。
清水:第一印象じゃないじゃん(笑)。
嗣永:いーのいーの(笑)。時は飛んでダンスレッスンの時なんですけど、1人すごかったんですよ。覚えるのも早かったし。私の記憶だと、ちょうど隣にいたんですよ。で、私が全然覚えてないのにスラスラやってて。だから、先生を見ながら、キャプテンも見ながらレッスンしてたのを覚えてて。第一印象はなんだったかな〜?おでこの印象が強くて……。
矢島:あ〜、たしかに。
嗣永:今は前髪あるんですけど、その時はなくて。前髪がチョンチョロロンと2つに結んでたんです。その印象があります。
清水:前髪ぃ?(笑)
嗣永:いや、可愛かったよ。
−続いて舞美ちゃん
梅田:舞美の第一印象は、本当に静かだったんですよ。誘っても、「ううん。大丈夫」みたいな。ねっ?
清水:うん。おとなしかった。舞美はその時、髪を上げてたんですよ。
梅田:お団子にしてたね。
清水:なので、第一印象は中国っぽい(笑)
嗣永:私はオーディションの時に、舞美に「お絵書きしよ!」って誘ったんですけど……。
矢島:えっ!?全然記憶にないんだけど。
嗣永:いや、誘ったの。そしたら「なんで?」みたいな雰囲気だったから、最初は近寄り難い子かな?って思ったんですけど、今ではこんな天然で(笑)、あの頃の面影がないな〜って。
梅田:うん。ないない。
嗣永:あの頃、なんだったんだろうね?
梅田:そう、なんだったの?
矢島:しばらくしないと自分を出さないから。私がみんなに心を開いたのは、映画(『仔犬ダンの物語』)の撮影で、みんなで泊まった時。夜になって本性が出てきた(笑)。
−最後に桃子ちゃん。
清水:ももは、オーディションの結果を待ってる部屋で、1人すごく背すじのいい子がいるなって。
梅田:あ〜、たしかに。
清水:ももも最初はおとなしかったんですよ。でも、しゃべった途端、全然キャラが違っててビックリした。
梅田:でも、最初からキャピキャピ感があったよ(笑)。よく(萩原)舞ちゃんと手をつないで歩いてたよね。
嗣永:かなぁ?
梅田:なんか、姉妹って感じだった。それで人懐っこくて、誰にでも話しかけてた。
矢島:ももは、これは第一印象じゃないけど、映画の撮影が始まる前の打ち合わせの時、リーダーシップめっちゃとってたよね。「○○したい人、この指止まれ〜!」って。
清水・梅田:やってた〜!
嗣永:全然覚えてない……。
矢島:覚えてない?みんなを引っ張っていく感じあったよ。
嗣永:いつから変わっちゃったんだろうね〜(笑)
ハロー!プロジェクト・キッズ時代の思い出も聞かせてください。
矢島:映画の撮影中、ホテルの部屋にみんな集まって、よく話したりしてましたね。ベッドの上でジャンプしてた記憶あるんだけど。
嗣永:うん、してた。
梅田:あと、ZYX(ジックス)。
清水:ZYXだ!
矢島:この4人、そうだね。
嗣永:おぉ〜!
梅田:思い出はダンスレッスン。
矢島:私、何回もやった。
嗣永:私、棒立ち(笑)。全然ついていけなかった。
梅田:難しくてね。あと、写真撮影の時、矢口(真里)さんに「こうするといいよ」ってポーズとか教わったり、矢口さんの撮影中、ずっと見てたり。
清水:あと、『行くZYX!FLY HIGH』(1stシングル)のレコーディングの時。(レコーディングの順番は)えりかちゃんが最初で、みんなでじーっと見て。
梅田:私、その時本気で「もぉ〜!」って思ったよ(笑)
清水:イベント(ハロー!プロジェクト・キッズ FCツアー 2004)もやったね。キッズ全員で『Go Girl〜恋のヴィクトリー〜』を歌って。
梅田:私、移動が覚えられなくて、よく怒られてた。
矢島:私もだよ。よく残されたし。
嗣永:それっ!できた人からどんどん外れて、できない人だけ残されて。残り3人とか4人とかになると「ヤバイ……」と思って(笑)。あれは本当に大変だったね。
矢島:イベントは楽しかったけどね。
梅田:でも、早いよね。(出会ってから)もう6年になるからね。
矢島:舞ちゃんが(小学)1年生で、私たちが5年生で。
梅田:それが、舞ちゃんがもうすぐ中学生で、私たちは高校生だもん。
4人:早いねぇ……(しみじみ)

キッズの年上メンバー中における嗣永さんのイジられっぷりはまた一味違うもんですね、とか梅さんの天然っぷりはここだと抑えられてる感じなのか?とかこういう時に梅さんが結構ヤグッチョリーナの話題出すことがあるのが個人的に嬉しいですといった具合に読みどころ多いこのインタビューですが、それ以上に2006年あたりまでのかつての思い出を懐かしみがちな人間にとっては何とも琴線に触れるフレーズが頻出してその点でもじんわり効く内容でした。
こうして同じオーディションを経て1つの『ハロー!プロジェクト・キッズ』という母体において共に年月を積み重ねてきて、それぞれの個性を持ったユニットの一員としていまや活躍の場を広げているメンバーが一緒に行うコンサート。競う気持ちと連帯感が組み合わされることでどんなステージを彼女達が魅せてくれるのか楽しみです。