ルドビコ★plus+ Vol.3-4 異空間ステージ 花咲ける青少年ファイナル The Blooming Princess 「恋と宿命」編 in 池袋サンシャイン劇場(1/17)

観てまいりましたーので感想なぞ。。一応ネタばれ注意。
・やーさっすがイケメンさん溢れ舞台なので女性率9割なイキオイ。同じ会場で数ヶ月前は死守セヨ観てたのかと思うとなんか趣き深いもんがありますなぁ。
・さてこちらの『花咲ける青少年』、樹なつみさんの原作はかなり内容濃くてそのまま同コミックスを元に脚本書いたら一公演には収まりきらないスケールってことでこれまで数本に分けて舞台化されてきて今回でいよいよ結末迎える訳ですが、そのクライマックスから締めに向けてのエピソードもかなりてんこ盛りなので“ラギネイ革命編”と“恋と宿命編”に分けてそれぞれを数日ずつ上演されてるうち後者を今回観劇したと、まあそういう流れでございます。
・で、今回拝見しました公演は“恋と宿命”と題するだけあって中盤〜後半〜ラストスパートの恋愛系エピソードほぼ網羅されてたと思います多分。あ、あの場面だーとかあのシーンはこう編集してんのかーとか原作と対比する面白みみたいのもあったかも。
・そして、こちらの舞台自体を観にきた主目的であるヒロイン・花鹿役のAKIRAさん、持ち前のややハスキー気味な、でも低音部を中心によく響き通る声が今回も印象的でした。これまで重ねてきた公演分の経験も合わさってか佇まいも凛々しさ増してたような。でも立人(久保田悠来さん)との場面では切なさ心細さも感じさせる場面もあったりして、表現力の幅もかなり広がってらしたんじゃないかと。
・他には、やっぱ寅之介役の栩原楽人さんいいなーとかルマティ役の篠谷聖さんも雰囲気よく出てるなーとか。寅之介は曹(高山猛久さん)やエディ(北代高士さん)とのやり取りが今回も楽しかったです。ただし曹は後半物語のキーマンとなるけど。
・こちらの作品についてはまあコミックスの登場人物たちが結構なリアルさでもって物語の中から飛び出てきてるのを楽しむというのが強いのかなーという風に思ってまして、ただクインザとルマティのあの場面はやっぱじっくり観たかったかなー、そうなると“革命編”観とくべきだったかーともちょと後悔。
・カーテンコールの際は出演者の皆さんがステージ降りて通路を手拍子しながら客席の合間歩いててかなり豪華な感じ。ダブルアンコール時には挨拶を促されたAKIRAさんが照れてためらってるところに久保田さん(だったかな?)が「喋らないとちゅーしちゃうぞ」とオドし(?)、AKIRAさんがベシッとハタくなんてほのぼの場面もあったりして。
・そして改めて出演陣から挨拶あって、終演。とにかくこちらの作品は今回も含め全般的にAKIRAさんの演技堪能できたのがよかったです。ご本人は今はモデル・歌手が活動の中心という感じですが、ぜひまた舞台にも出演していただけたらと思います。